ユーロ3日目の2試合

ルーマニア対フランス。

ルーマニアって何となく好きなんですよね。やっぱ、なんだかんだでハジにびっくりさせられた記憶が残っているのかも。
今のチームは技術がしっかりしていて、きちんとパスでつなごうとするところとか、好感が持てるけど、ちょっと小粒感はいなめないですよね。

クラスメートにひとりルーマニアから来た女性がいて、この人の柔らかい話し方とか物腰が魅力的で、最近、すっかりルーマニア人のファンです。もうひとり、友達と同じ所にホームスティしているルーマニア人男性も、おだやかなーな話し方をします。

今日は、クラスメートの女性はみんなに、昨日はルーマニアがよくがんばったねーと言われていました。

前半を終わったところで、あー、フランス、この試合はたぶんスコアレスで終わるんだろうなという気がしました。
だいぶ前にスロバキアとの親善試合を見た時も、アンリのいんちきくさいFKでの得点だけで、ほんとに決定力のないチームだなあと思っていたので。
ここまでタレントがそろっていて点がとれないなんて、やっぱり監督の問題になってくるのかしら?

ルーマニア代表で、個人的に注目しているのがステアウアのニコラエ・ディカなのですが、この試合ではロスタイムになってようやく出番をもらっただけでした。もっと長い時間みたいのになあ。

次の試合はオランダ対イタリア。

エンゲラールがシャルケに来るかもしれないということで、彼に注目をして試合をみていました。
196センチと、長身のオランダ選手の中でも、さらにひときわ目立ちます。デ・ヨングと共にボランチの位置にいたのですが、私はけっこう良い印象を受けました。
足が長すぎるので、もつれるようなドリブルというか、ボールさばきをするのがちょっとおもしろかったです。
オランダがきれいなカウンターで、前に選手があまりいないときでも、わりと早くカバーに上がってきていて、はねかえされたボールをよく拾って、次の攻撃につなげていました。
ボールをもらって、そこでためることもできるし、自分のペースを持っている感じがして、わりと好きかもと思ってしまいました。

大会前にあまり個人的に注目はしてなかったのだけど、オランダもなんだかこの大会けっこういけるかも・・・とがぜん期待が高まってきてしまいました。

まだ3日目ですが(これを書いている時点では4日目の試合も見終わっています)、伝統的に強いと言われているチームが、きっちりと強さを見せつけていますね(のぞくイタリア)
今大会はダークホースは出にくいかなー。ここまではそんな感じがしています。