09/10BL 第11節 バイエルン対シャルケ

うおおおお、マティップ、いきなりかよー。

・・・てなわけで、スタメンを見てびびりました。しかも昨日公式で、怪我のホルトビーとヤリンの替りにミネイロとマティップを帯同するというニュースを読んだばかりで、まさかまさかのバイエルン戦でのブンデス・デビューとは。

マティップはU19所属で、昨年、ケルンU19との試合のときに見たことがあります。その時はセンターバックだったけど、チームでもとびきり背が高くて目立っていました。
写真まん中にいる5番の子です。



しかし、今日、彼がこの試合でデカイ仕事をするとは・・・。マガトの慧眼、おそるべし。

 

Bayern München 1:1 (1:1) FC Schalke 04

【Tore】
1:0 van Buyten (31., Rechtsschuss)
1:1 Matip (43., Kopfball, Schmitz)

【Bayern München】
Butt – Lahm, van Buyten, Demichelis, Badstuber (64. Hamit Altintop) – T. Müller, van Bommel – Tymoshchuk, Schweinsteiger – Klose (75. Gomez), Toni (46. Robben)

【FC Schalke 04】
Neuer – Höwedes (46. Zambrano), Westermann, Bordon, Schmitz – Rafinha (70. Mineiro), Matip, Moritz – Farfan, Sanchez (54. Pliatsikas) – Kuranyi

 
ドイツ語の放送が見つからなかったので、ロシア語?っぽい放送にブンデス公式ラジオという組み合わせで観戦。
いやー、ラジオのお兄さんが息つく間もなく実況してくれたので、ついついそっちに引き込まれ、やや遅れ気味の映像よりも音声の方で手に汗握ったわ。

試合は前半はそれぞれ互角な印象でしたが、後半途中からはほぼ一方的にバイエルンの攻撃で、シャルケは防戦に追われました。
ただ、前半を見る限りではバイエルンってなんか普通のチームになっちゃったな感が強かったです。昨シーズンの泣きそうなくらい悔しかった第12節のバイエルン戦と比べると、全然、違う印象。組み立てがないっつーか。(あとプラニッチ使わないんだったら獲るなよー。だからラームにTransferポリシーがおかしいって批判されるんだよ、キーッ)

マティップは最初のうちは、ポジショニングもそれほど悪くないし、かなり怖い当たり方ではあるものの、積極的にブロックにいったりしてましたが、パスミスをした後でやや弱気になったかなという場面もありました。

この試合、左にサンチェス、右にファルファンで、ケヴィンのワントップ気味でしたが、こういう時のファルファンとラフィーニャのコンビネーションがすごく好き。ファルファンがボールを持って囲まれると、ラフィーニャがうまく横に出てきて、ボールをサポートする場面とかね。
基本的にボール扱いのうまい選手が好きなもので、最近の彼らを見るのはけっこう楽しい。
ハイコがドリブルでごりごりとあがっていく姿もたまりませんがw

先制したのはバイエルン。
31分にサンチェスのファールで与えたFKを、トマス・ミュラーが蹴り、ゴール前でケヴィンの肩に当たったボールがファンブイテンの前にはね、それを頭で押し込まれてのゴール。くやしー。ラッキーすぎるだろ、バイエルン。
さらに、35分、バイエルンはCKからチャンスを作り、最後はミロのシュートだったのですが、やや弱めのボールはノイアーが正面でキャッチ。

シャルケは前半終了間際の43分にシュミッツのFKから、ゴール前、何人かの選手が頭で競ったのですが、結局、マティップの頭に当たっていて、それが見事な同点ゴールになります。
ちょっ、ラジオの実況も信じられないって感じの笑い声になっております。ブンデスデビューでいきなりゴールかよー(笑)

45分にはまたしてもFKからファンブイテンのシュートを、ボルドンが間一髪のところで足を出して防ぎました。

後半になってベニーに交代してザンブラーノ。バイエルンはトニに替って、どこのおっさんかと思うロッベン登場。まあ、昔から年齢不詳の人でしたが(特に頭が)。
シュミッツに倒されて、報復で体あたりにいくロッベンw。このあたりはなんだかプレミアのときと変わってないなあという気がしてちょっと懐かしい。(リーガ時代は見てないので、ロッベンというとチェルシーなんだよなあ)

77分、ティモシュクの決定的な場面があったのですが、シュートをはずしてくれて助かったよー。
もうこのあたりはラジオを聞いてられないくらい、攻められ続けていて、とにかく胃がきりきりと痛かったです。

でもなんとか守りきって1-1のドローで、勝ち点1ゲット。はあ、ほんとによくがんばりました。

このリーグ4試合(シュツットガルト、HSV、レバークーゼン、バイエルン)の成績は1勝3分。勝ちたいのはやまやまだけど、ひとつも負けなかったというのは、今現在、成長段階のチームとしては上出来なのかもね。

来週は代表戦なので、選出されている選手はとにかく怪我だけはしないように、あとの選手は一息ついてほしいところですねえ・・・。