10 21 2014

2014/15 BL 第6節: パーダーボルン対グラートバッハ

Published by at 1:44 AM under 1.Bundesliga,SC Paderborn 07

前節バイエルンと対戦し今期初の負けを喫したパダボーン。ずるずると行くのは避けたいところですが、第6節はこれもタフな相手であるボルシア・メンヒェングラートバッハ。

グラートバッハとは2部時代に対戦したことがあり、そのときのパダボーンの監督はBMG出身のファッハで、グラートバッハは現ヘルタ監督のルフカイでした。ルフカイはファッハの前にパダボーンで監督をしていたことがあります。

両チームは比較的縁があり、レンタルから完全移籍したカチュンガはFohlenユース出身です。また同じく今期移籍してきたルップも昨シーズンまではグラートバッハでプレーをしていました。またグラートバッハでプレーするブラーウェルスも元はパダボーンの選手です。
カチュンガは今節の前にブンデス公式でユース時代のプレーや元チームメイトだったヘアマンにスポットをあてた映像が特集されていました。





ネットラジオと途切れ途切れの映像を見ながらの試合観戦だったので、全体の流れについてはreisさんのブログをご参照ください。

パダボーンはこれまでの4-1-4-1から、バイエルン戦と同様、4-4-2ヘフォーメーションを変えています。ツートップはカチュンガとクチュケ。

試合はまず1分にクチュケがエリア内で倒されましたが、いきなりすぎたのかPKとはなりませんでした。この後にも前半ロスタイムにヒューネマイヤーが倒された場面がありましたが、こちらもPKとはならず。

今期リーグでは初スタメンのヘアマンに対応するのはブリュックナーです。
ブリュックナーは長年このチームで見ていますが、実はこんなに素晴らしい選手だったのかというのを再認識し続けているところです。プレーの判断も早いし、何よりも押し込まれても守備では落ち着いて、なおかつファイトしてくれるので頼もしいです。
しかしこの試合、失点はブリュックナーのサイドでした。まずラファエルが左から中へと斜めに走り込みながら外のフルゴタへパス。それをフルゴタがピッチを横切る低めの早いボールを出し、右サイドからヘアマンがゴールを決めるという、そうそうお目にかかれないパーフェクトなカウンターでした。グラートバッハのカウンターが怖いのは対シャルケ戦でも証明済みで、みんな気をつけていたとは思いますが、それでも防ぎきれない失点でした。

ハーフタイムにSkyのゲストだったバカロルツは、失点の場面はブリュックナーも前に出ていたので戻りきれず、ああいう場面では守るのは難しいとコメントをしていました。

さらに失点の6分後にはラファエルの追加点であっという間に2-0とされてしまいます。
ラファエルのヘディングは一度はGKのルーカスがはじいたのですが、ゴール前でヴェマーとラファエルが取り合いとなり、ラファエルが素早く押し込んでいます。ルーカスは怒っていましたが、ディフェンダーと50・50のボールだったからこれはもう仕方がないとバカロルツ。

前節で4失点もしているせいか、失点した後は多少守備陣が混乱していましたが、前半はこのまま終了。

後半に入り、パダボーンは積極的に攻撃をしかけますが、決定的な場面はグラートバッハの方が多かったかもしれません。
個人的には69分にヘアマンを下げてくれたのはパダボーンにとっては少し助かったかもです。この日のヘアマンは素晴らしかった。

70分にはストッペルカンプのクロスから、ゴール前のヴェマーが決めて1点差に追いつきます。これはいけるかもとパダボーンも終盤まで怒濤の攻めを見せたのですが、さすがにグラートバッハの守備は堅く、最後まで追いつくことは出来ませんでした。
押しているように見えて手玉に取られている感じの非常に悔しい敗戦です。

ところでこの試合、reisさんも書かれていますが、ファールを受けた選手が審判にあれはファールではないと申告したため、カードが取り消されるという珍しい事が起こりました。

ファールを取られたのはクラマー。後ろからファールを受けたのはクチュケ。手がかかって倒されたように見え、クラマーにイエローカードが提示されます。それを見たクチュケはすぐに審判に『当たってない』と言いに行き、それを聞いたマルコ・フリッツ審判が即座にカードとファールを取り消し、ドロップボールから試合は再開されました。





クチュケによると芝ですべって転んだとのことで、彼のフェアプレーについてはこの試合の後、ずいぶんとあちこちで取り上げられました。
グラートバッハのファブレ監督は試合後の記者会見で、選手もだが審判も素晴らしいと賞賛していました。確かに審判にとっても勇気のある決断ですね。

クチュケは今期ヴォルフスブルクから移籍してきたのですが、その前のRBライプツィヒ時代もサポからずいぶんと愛されていた選手でした。この後、第8節のフランクフルト戦で初ゴールをあげるのですが、その時の祝福のされ方を見てもみんなから愛される良い性格の選手なんだなあというのが伺えます。

1. Bundesliga, 2014/15, 6. Spieltag
SC Paderborn 07 – Bor. Mönchengladbach : 1-2 (0-2)

Torschützen
0:1 Herrmann (8., Rechtsschuss, Hrgota)
0:2 Raffael (14., Linksschuss)
1:2 Wemmer (70., Rechtsschuss, Stoppelkamp)

SC Paderborn 07
L. Kruse (2,5) – Wemmer (4), Ziegler (4), Hünemeier (3), Brückner (4,5) – Rupp (4)(78. Meha), Vrancic (3)(85. Strohdiek) – Koc (2,5), Stoppelkamp (3) – Kutschke (4), Kachunga (5)

Bor. Mönchengladbach
Sommer (3) – Jantschke (3,5), Stranzl (2), Alvaro Dominguez (3), Wendt (4) – Kramer (3), G. Xhaka (3,5) – Herrmann (2)(69. Hahn), Traoré (3) – Raffael (2)(60. M. Kruse (4)) – Hrgota (3)(85. Nordtveit)


6節を終了してパダボーンは勝ち点8の11位へと後退してしまいました。4節が首位だったことを思うとジェットコースターの急降下のようです。


 

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