WM予選：ドイツ代表対ウェールズ代表

なにを隠そう・・・って全然隠しちゃいないけど、ウェールズ代表のエキセントリックな男、べラミーさんが超好きで、特にリバプール時代はべラミー関連の記事をよく訳したりしておりました。
（彼はウェールズの名門クラブが降格の危機にあるとき、戦力補強のために寄付をしたり、最近ではシエラレオネにアカデミーを作ろうと計画したりと、なにげに篤志家なのであります）

ハマーズに行ってからは、手術や、その後の経過がよくなかったりで、ほんとに試合に出てないんですけど、ここにきてようやく復活してきたのがうれしゅうございます。

ということで、昨夜はほとんどウェールズよりでした。（エリ巻男が画面に映るとちょっとむかつくし・・・）

気分としては、べラミーが得点（マークしているのはメルテかアルネで）、ハイコは完璧、ドイツはトロの得点・・・という試合展開を希望（←どんな勝手な希望だ）をしていたのですが、トロ＆ハイコはよかったものの、べラミーのゴールが見られなかったのがめちゃくちゃ残念。

でも、GKからのフィードをサイドで受けて、スピードアップ。そのままラームをぐぐっと抜いて、すっころばして（というか、ラームが勝手にこけて）のシュートとか、アルネのサイドを抜いてからシュートとか、いやー、久々に彼らしいプレーを見たわ。
あれだけ加速できるということは、状態もかなり良くなったのかも。怪我の多い人なので、それだけが心配。

あ、あと、ゴールが決まらないのは最近の仕様です（汗）
素晴らしい形なのに、ゴールが決まらないで頭を抱えるというのが、べラミー・ファンの真骨頂なので。（どんだけMなんだか）

最初の方でべラミー対ヴェスターマンのシーンもありましたが、ハイコがうまく体を入れてブロックし、ゴールキックにしたのを見てちょっと萌えました。ハイコはほんとに1試合ごとに伸びているのが見てとれます。素晴らしい。

72分まで両チーム無得点。

ウェールズがかっちり引いて守っていたし、そうなるとドイツはなかなか攻めあぐねてしまいます。実はウェールズがそのまま守り切るかと思っていたのですが、トロのスーパーゴール一発にやられました。まあ、トロだから許す。

前は弾丸ミドルというとヒツルスペルガーが代表格だったのに、いまやトロにお株を奪われた感じです。ヒッツは目立たないけど、バラックが動きまわる中、地味な仕事をきっちりとこなしていた気がします。ま、私はヒッツにもちょっと甘いので。ただロルフェスも見てみたいんだけど・・・。

ゴールシーンの後で、スタンドの一部から、グラートバッハのゴール後のチャントが聞こえました。さすがボルシアパーク。

しかし、ラームは1試合に1回はイージーなミスをするような気が。（この日は2回見たけど）
べラミーさんにスピードで負けた時にはおいおいって思いました。ま、それでもKickerでトロと並んでチーム一の採点をもらうんですから、みんな彼には甘いのね、やっぱりいい選手なんでしょう。（棒読み）

あとフォワードの選手についてはしばらくコメントしません。
毒を吐きそうなのが自分的にほんとにイヤなので。

そういえばこの日はスタンド観戦にいろいろな顔ぶれが多かったです。先日のU21フランス戦・プレーオフ第一戦で負傷したマルコ・マリンと一緒に、ジョーンズの姿が。（ベンチに入れないのなら次回から召集するな！！！！）
マリンはちょっと気の毒だなあ。
U21代表チームがプレーオフを勝ち抜いた瞬間にあの場所にいられなかったなんて・・・。

あとはエンケとか、久々にシュナイダーさんとかも。
シュナイダーさんがプレーするところもほんとに長い間見てないなあ・・・。