SCPニュース#50 : パダボーン 2-0 イエナ

ドリッテリーガも34節まで来ました。残りあと4試合です。
首位を走るウニオン・ベルリンは現在71ポイントと少し離れていますが、2位以下4位までが2ポイント内の大混戦となっています。
34節を終了して、まだ昇格の可能性があるのはおそらく4チーム。パダボーンは得失点差で、再び2位に浮上しましたね。

2位 SCパダボーン 61(得失点差23)
3位 ウンターハヒンク 61(得失点差10)
4位 フォルトゥナ・デュッセルドルフ 59(得失点差18)

カール・ツァイス・イエナ戦のハイライトがARDにあります。

SC Paderborn 07 – Carl Zeiss Jena 2:0 (1:0)

【Tore】
1:0 Mohr (40.)
2:0 Kumbela (90. + 4)

【SC Paderborn 07】
S. Lange (2,5) – Wachsmuth (3), Holst (3), Mohr (2), Schuppan (3) (80. B. Lindemann) – Krösche (3) – K. Fischer (4) (72. Brandy), Alushi (2,5), Brückner (1,5) – Löning (3,5), S. Krause (2,5) (71. Kumbela)

【Carl Zeiss Jena】
Nulle (3,5) – Wuttke (4,5) (59. Schembri (3,5)), R. Müller (3,5), M. Riemer (4), R. Schmidt (3) – Kikuchi (3,5) – Holzner (4,5), Ziegner (3,5) (78. T. Petersen), Sträßer (3,5) (59. L. Fuchs (4)) – Amirante (3,5), Hähnge (4)

28日に行われたヴェストファーレン・ポカール準決勝では、レギオナルリーガのミュンスターにまで負けてしまったSCP。
ここ数試合のふがいない結果に、サポは『今日は旗を振ったりチャントを歌うのはやめましょう』と応援拒否をしていたようですが・・・。(このあたりの感覚は面白いですね。最後まであきらめずに応援しましょうとはならないのね)

GKは3試合出場停止中のイェンゼンに替ってランゲですが、まずまずの活躍を見せたようです。
SCPは昔から控えGKの質が高く、第一GKがシーズン途中で移籍してしまったりしても破たんすることなく、次のGKが堅守を見せたりします。そういう点ではランゲも心配なさそう。

システムで言うと、ここ2試合右サイドバックで使っていたクレシェを中盤に戻しました。彼の適正ポジションはボランチだと思うのですが、Wachsmuthの3試合出場停止などがあったので、DFラインに下がっていたのでしょう。

イエナもSCPも昨シーズン、同じように降格してきたのですが、ハイライトを見るとチーム力の差がだいぶついてしまったなあという気がします。
イエナはもともと当たりの強いチームでガツガツくるのですが、どうもそれが悪い方向へ出ているようで、稚拙な体当たりを繰り返し、なんというかサッカーとは別物になっているのが残念です。

SCPの先制点はアルシからのパスを胸でトラップしたモハーが、そのまま反転しながらダイビングボレーシュート。ちょっ、DFのゴールとは思えないくらい素敵です(笑)

ブルックナ―は、後半、シュートがゴールポストに当たるなど惜しいシーンがあったのですが、最後にはクンベラのゴールをお膳立てする素晴らしい突破を見せています。
あと、23歳のクラウゼが初スタメンで、こちらもいいパフォーマンスを見せています。FWのチョイスが少し広がりましたね。

イエナはこの試合、アミランテと菊地くらいしか良いところがなかったとありますが、二人ともイエナとの来季の契約は未定で、どうなるんだろうと心配されています。

他チームは今節、デュッセルドルフがドレスデンに勝っただけで、ベルリン、ウンターハヒンク共に引き分けています。
そろそろ各チーム、プレッシャーがかかり始めたかなあ。最後までどうなるかわかりませんね・・・。