見えてきた、今期のシャルケ

レンジャーズとのチャリティマッチを見に行ってきました。
写真をまだ整理していないので、それは後回しにして、とりあえず忘れないうちに試合のことをメモってみます。

そして、超えらそうなタイトルをつけてみました(汗)
ヴッパーターラーSV戦とレンジャーズ戦を見て、ちょっとだけルッテンのやりたい形が見えてきたかなと思うので・・・。
的はずれな点、質問があったら、コメントをいただければと思います。

まず、前半のフォーメーション。基本は4-3-3。(あー、いやな思い出が頭をよぎる・・・)
4-3-3はスロムカ時代はあまりうまく機能していないので、イメージがよくないのですが、今期は失敗例がWSV戦で、成功例が本日のレンジャーズ戦後半ではないかと思います。(TextFormationsを使いたいのに、縦のレイアウトがおかしくなってしまうので断念。なぜだろう。Wordpressだから?)

        Asamoah
      Farfan   Streit
  Kobiashvili   Jones
         Ernst
Pander Bordon Krstajic Rafinha
         Schober

下が後半最初のメンバーです。パンダーが下がり、その位置にコビ。ボランチの位置にエンゲラール。シュトライトの位置にラキティッチがはいりました。

 
        Asamoah
     Farfan    Rakitic
    Engelaar   Jones
         Ernst
Kobiashvili Bordon Krstajic Rafinha
          Schober

エンゲラール、超好きなタイプの選手です。(ガンバの遠藤タイプ)
ユーロでも思ったけど、ポジショニングとパスのセンスがすごくいい。誰よりも背が高いので、フィールドの遠くまでみえるんじゃないかと思うくらい(キリンかよ)
あと、タイミングのいい上がりとシュートはユーロでも見せてましたね。

とにかく、後半途中まではかなりわくわくするサッカーを展開していました。終わりの方になってくると選手交代をばんばんしていたので、あまり参考にはならなくなったのですが。
エルンスト-ジョーンズ-エンゲラールの流動的なポジションチェンジがかなり面白かったです。
ラキティッチがボールを持つと、けっこうエンゲラールを探して、パスを出していました。エンゲラールは全体が見えているので、そこから私がのけぞるような良いスルーパスを送っていました。困ったなあ、超わくわくしてきちゃったよ。

ここに、クラニィとヴェスターマン、ハリル、さらに怪我をしているレーヴェンクランスなどもはいってくると思いますが、後半頭のフォーメーションにクラニィとパンダーを加えた形が理想なのかなという気がします。オプションとして、ファルファンの替りにサンチェス、アザモア、ハリル。
そうすると、コビアシュビリ、シュトライト、ヴェスターマンあたりがスタメンから抜ける可能性も高くなる気がします。
シュトライトは個人的にはちょっと苦しいかなと。パスはことごとく相手にひっかかり、ドリブルも抜けない。もう一皮むけないと、いまのままでは使いにくいかも・・・。
ヴェスターマンは・・・器用なのがアダになっている気が。へたすると、ヘヴェデスあたりにCBをとられるんじゃないかと心配しています。サイドだとパンダー、ラフィーニャと争わないといけないし。

ただ、ルッテンは公式で『今日は4-3-3を使ったが、まだこれに決めたわけではなく、次の数週間で4-4-2も試してみたい』と言っています。あら、全然、見えてきた今期のシャルケ・・・じゃないじゃん。(苦笑)
4-4-2だと、ファルファンをFWの位置であれこれ組ませてみるのかなあ。そうすると、エルンスト、ジョーンズのいずれかがはずれて、アザモアかハリル、レーヴェンクランスが入る可能性もでてきますね。

ちなみに後半の選手交代ではヴァレラが左SB、ファルファンの位置にサンチェス、ボルドンの位置にヘヴェデス、クルスタイッチの位置にザンブラーノ、アザモアの位置にゼ・ロべルトが入っていました。レヴァン・ケニアはエルンストと交代でしたが、ジョーンズの位置かな。

プレースキッカーは特に決めてなく、パンダー、ファルファン、エンゲラール、ラキティッチが蹴っていました。ちょっと距離のある位置だとボルドンもありかな。なんかこれだけ蹴る人がいるなんて超ぜいたくなんですけど・・・。
貴重な1点はファルファンのCKからクルスタイッチのヘッドでした。

写真などは明日以降アップします。とりあえず本日はこれにて。おやすみなさい。zzz

 

見えてきた、今期のシャルケ」への2件のフィードバック

  1. こうやって選手の名前を見ていくと、やはりシャルケは癖のある良いタレントが揃ってますよね。
    エンゲラール、使えそうですか?わくわく。
    ユーロで見た時はあのポジションであの大きさってのが驚きで(笑)
    不思議な違和感を持って見てたんですが、
    シャルケの中盤でのコンビネーションに彼がいたら面白いかもしれませんね。

    ハイコは個人的にはサイドバック起用がタイプなのですが、
    全員そろうと確かに器用さが「いつでもいいか」的に見えちゃいますね。
    まあ長いシーズンと多い試合数の中で、うまいこと場所を見つけてほしいと思います。
    頑丈なのが彼の最大のアピールポイントだし(苦笑)
    ヘベデスもグンと伸びそうな気もしますね。
    シャルケ的には嬉しい悩みかも。

  2. >のもんさん、どもども。
    気がついたら、けっこう選手層厚くなってるじゃん・・・って感じです。
    エンゲラール、いいですよー。エルンストには欠けている部分(展開力。欠けているというか、物足りないというか)をもっています。のもんさん同様、エルンストにちょっと不満がある者としては、けっこうエンゲラールに期待してるんですけど。
    しかし、でかいです。
    見ていると、遠近感がよくわからなくなります(汗)

    ハイコは私もサイドバックがいいと思っているんですけど、きびしいですよねー。
    ラフィーニャはとりあえず五輪に行ってもらって(笑)、ハイコに右やってもらうっつーのも手かしらと。

    >頑丈なのが彼の最大のアピールポイント
    パンダーがけがをするのはデフォかなー・・・。

    ヘベデスもいいですよー。
    去年だっけ、スロムカのときに、テストなのにほとんど選手交代しなかったと、私、ぶーぶー言っていたような気がしますが、ルッテンはけっこう試しますね。
    みんな伸びてきて嬉しいけど、競争、たいへんだー。

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