ドラクスラー、ZDFのSportstudioに出演

ホッフェンハイムでの試合後、ZDFのAktuelle Sportstudioにユリアンが出演しました。

• Draxler: “Bin nicht mehr der kleine Junge” at ZDF

　　
Twitterでちょこちょこっとつぶやいたのですが、ブログを書こうと思ってちゃんと聞いたら、将来の夢を思いきり聞きまちがえていました（てか、個人的な希望が入っていたｗ）。
実はまちがえたままの方がよかったかもしれないけど。・・・うううう。
とりあえずわかる範囲で適当にまとめてみました。いろいろ間違っていたらゴメンナサイ。

対カザフスタン戦でドイツ代表としてはじめてスタメン出場したのですが、相手選手との激突で前半の早い時間に交代を余儀なくされます。
脳震盪につきものの頭痛なども後で少しあったようですが、とにかく目の前がよく見えなかったのと、ぶつかった後で自分がどこにいるか一瞬わからなくなったりしたようです。

ユリアンは1993年生まれで、それから4年後の1997年にシャルケがUEFAカップをとって、ZDFの番組に出演したときの映像が流れます。
当時のユリアンのアイドルはオラフ・トーンだったそうです。司会者がインゴ・アンデルブリュッゲの名前も出しますが、彼は左足が強烈な選手だったのですね。
その後に、Sportstudio恒例の壁の穴へのフリーキックでアンデルブリュッゲの映像が流れます。ほんとにすごい。
左足の強烈な選手ってシャルケの伝統ですよね。（パンダー、シュミット・・・今は彼らももういないけど）

5歳で選手パスを登録し、8歳の時からシャルケでプレー。大きな声で主張したりはしなくても、いつも自分の考えをしっかりと話せる子だとか。
17歳でプロになった時の監督マガトはあまり学校教育に興味のない人で、学校へ通い続けるかどうかがテーマになったりしましたが、昨年、アレーナの近くの学校で無事アビトゥーアをパスしました。
シャルケでは最初はジョーンズがちょっと苦手だったとか。

ポカールのニュルンベルク戦での初ゴールとポカール決勝でのゴールも、あらためて映像で見ると本当に素晴らしいです。
実況の人がハリウッド映画のようだと言っていますが、その通りの夢のようなデビューでした。

ホルトビーが移籍したことによって、サイドから彼の好きなポジションであるセンターでプレーするようになりましたが、下記のデータを見ると、真ん中でプレーすることで著しくプレーが向上したことは明らか。
向かって左の数値がセンターで、右がサイド。それぞれ試合ごとの勝ち点、ゴール数、シュート数、ビッグチャンスの数が平均値であらわされています。



司会の人が、このパフォーマンスが上がったことでユリアンが最近、『僕はもう小さな子供じゃない』と責任にあふれる発言をするのは、チームのため？それとも代表監督を意識している？なんてことを聞きます。ちょっと感じ悪い。
残念ながらレヴのチームではまだサイドでしかプレーしていませんが、レヴの発言を聞くと、2014年ブラジル大会も夢ではないような気がします。
ユリアン自体はとにかくチームを助けたいと強く思っているようです。
代表の試合ではいつも記念のメダルをもらうようですが、番組内で紹介された初めての代表戦のメダルはまた格別だとか。

移籍の話も出ますが、そういうことはクラブの事情もあるし確実なことは何も言えないけど、確かなことは次のプレーメン戦でピッチにいるだろうということと言って笑いをとっています。司会者のちょっと発言を誘導しようとするところが気に入らないけど、ユリアンの返しがさすが。
あと、監督がどうなるかという話もチーム内でしないの？なんて質問もよけいなお世話・・・。

最後にドイツのレジェンドたち、ベッケンバウアー、マテウス、トーン、ネッツァーが初めてこの番組に出演した時の映像が流れました。
ユリアンは目標を持つことが重要とWebに書いているようですが、彼の3つの目標、3つの夢についても話してくれました。
最初はブンデスでプレーすること、代表でプレーすること（この二つはかなってしまいましたね）、そして、将来の夢は欧州の超ビッグクラブでプレーすること。
うわーん、ビッグクラブってどこですかー（涙）。

とにかく話し方が知的で、とても10代とは思えないしっかりしとした子（子って言っちゃいけないよね）です。
ユリアン、できるだけ長くシャルケにいてください。お願い～！