シャルケ・トレーニングキャンプ2日目

2日目(7/22)は朝10時、午後16時からの二部練習。
ホテルで朝食を食べて、自転車でトレーニング・グラウンドまで向かいます。ノロノロ漕いで行ってもだいたい10分くらい。
ちょうどフェールマンが自転車に乗って道案内している映像がありますが、私たちも途中まではこの道を通って行きます。

ドイツでもそうですが、オーストリアも車は右側通行。自転車ももちろん右です。
これを守らないと車からものすごいいきおいで怒鳴られたりします。逆走なんてした日にはもう大変。
(ちなみに私はドイツで歩いているときに向かいから人が来たのでうっかり左によけたら、その人に「右!」と怒られたことがあります。あと自転車専用レーンに立ち止まっていても自転車乗りに怒られます)
お気をつけて。(あ、でも基本的にほとんどの人は優しいですw)

自転車でもたもた走っていると、出勤?途中の選手の自転車に出会うこともしばしば。最初のうちは自転車をうまくストップできなくて急にブレーキをかけると、後ろから来たティモに自転車で突っ込まれそうになったり、ノイシュテッターに『え、そこで止まるの?』とびっくりされたり、大変情けない思いをしました。とほほ。

トレーニング・グラウンドはクラーゲンフルトのスタジアムに併設されてあります。このスタジアムはヴェルターゼー・シュタディオン(Wörthersee Stadion)といってユーロ2008の時に会場の一つになりました。
2007年にはオシム時代の日本代表とオーストリア代表がこけら落としの親善試合を行っています。

トレーニングは最初がシュート練習。こういう基礎的な部分はペーター・ヘアマンが指導を担当します。
よし、いいぞ!とか、もっと前!とかこまめに声をかけていました。

その後はビブスをつけてミニゲーム。内田はこの日はまだ膝にテーピングをしていました。

それからグループに分かれてゲーム形式の練習。こちらはケラーが担当していました。基礎的な部分はヘアマン、戦術的な部分はケラーという役割分担なのかな。若手の指導はもう一人のアシスタント・コーチであるヒュプシャーがしているようでした。
ケラーは練習の途中でバストスを止めて、英語で熱心に指導することもしばしば。もしかしてこれが嫌だったのかしら?バストス(汗)
写真はマックス君とノイシュテッター。

その後は再びシュート練習をして午前のトレーニングは終了。
写真は新規加入したレオン・ゴレツカ君。もともとあまり表情が変わらないタイプみたいですが、時々笑顔がこぼれていました。

ゴールキーパーはティモとフェールマンが交互に至近距離からのセービングの練習をしていました。こちらはフェールマン。

こちらはティモ。話には聞いていたけど確かにキーパー練習の時間は短いです。

午前練習はこんなところです。
練習が終わると、スタジアム施設内に止めておいた自転車にまたがってさっさと帰ってしまう選手たち。特にサライとヘヴェデスは早すぎてなかなか止められません。

一番優しかったのはジョーンズというのが個人の印象。あとはフクス。
フクスはやはり地元オーストリアの代表選手なので、試合後もオーストリアのTV局が取材をしたりしていました。