第7節 シャルケ対ヴォルフスブルク

日曜日の17時キックオフ。
この日は雨が降っていたので、天井は閉じられていました。なんとなくスタジアム全体が煙っているように見えるので、視界がききにくい。


【Tore】
1:0 Kuranyi (20., Rechtsschuss, Vorarbeit Halil Altintop)
1:1 Dzeko (51., Kopfball, Dejagah)
1:2 Caiuby (66., Linksschuss, Josué)
2:2 Kuranyi (90. + 3, Rechtsschuss, Neuer)

【FC Schalke 04】
Neuer (2) – Rafinha (4,5), Bordon (5), Krstajic (4), Kobiashvili (4) – Jones (4) (77. Sanchez) – Westermann (3,5), Engelaar (4) – Farfan (4), Halil Altintop (3), Kuranyi (2)

【VfL Wolfsburg】
Benaglio (2) – Zaccardo (3), Ricardo Costa (5), Barzagli (4), M. Schäfer (3,5) – Riether (4), Josué (3) – Dejagah (3,5) (65. Caiuby / 74. Madlung), Misimovic (3,5), Gentner (3,5) (65. Hasebe) – Dzeko (3)

【Rote Karten】
Ricardo Costa (72., Notbremse)

 
以前から言われていたスタジアムの雰囲気ですが、この日はかなりよかった方ではないかと思います。特に前半は。

それにしてもクラニィが得点するとほんとに盛り上がります。前にいたおばさんも『ケヴィンよ!ケヴィンの得点よ』と大騒ぎ。
振り返ってみても、決してほめられた試合ではないけど、得点できないことで、あれだけ周りからプレッシャーをかけられていたクラニィがゴールしたことは大きい。(代表ウィークでリーグが中断することで、調子を落としてほしくないんですが。レヴが代表でケヴィンを効果的に使ってくれるかどうかも疑わしいし・・・)

ハリルがヘッドで競っておとしたボールを、ケヴィンがダイレクトで決めるという、ゴール自体もきれいなものでした。

ハーフタイムには(一時的に)トップに立っていたシャルケですが・・・。このテーブルが表示された瞬間の盛り上がり方が好き。(あとはドルトムントがリードされている速報が出た時の盛り上がり方も)



この日は、メインスタンド端のほとんどゴール裏に近い所にいたのですが、目の前で長谷部がアップしている姿がよく見えました。これはアップを止めて、試合を見ている様子。



ラフィーニャのPKはまず、ファールをもらったハイコもうまかったです。ハイコが後ろからものすごい勢いでペナルティエリアに入ってくると、いまやファール以外ではとめられないのではなかろうか。
ラフィーニャのPKってほとんど安心してみていられるのですが、今回は、ずいぶん助走とりすぎだなーと、ちらっと不安がよぎったら、案の定、ベナーリョに止められてしまいました。(なんでPKのときのいやな予感って当たるんでしょうねえ・・・)
あんなに勢いよくいかなくても、ラフィーニャならうまくコースを狙っていけば確実なのに。



時間が前後しますが、ヴォルフスブルクの2点目は、遠目に見ても素晴らしい展開でした。
あー、きれいにパスが通るなあ、やられるぞ、これはと思ったら、やっぱり。
シャルケってこんなに簡単に崩されるチームでしたっけ。どうにもちぐはぐ。エルンストがいないのも影響はあると思うけど、どうしても今期は、このあっさりと前にボールを運ばれて失点するところが気になります・・・。ジョーンズ、エンゲラール、ハイコの中盤は少し考えた方がいいと思うぞ、ルッテン。どこでプレスがかかるんだか。
2点目を取られたときのスタジアムの雰囲気はけっこうすごかったです。ちょっとぞくっとするような、なんとも言えない虚無感。

80分過ぎくらいから、ぞろぞろと人が帰り始めました。まだ1点差なのに。
ただそのあたりからシャルケの攻撃がテンポよく鋭くなってきて、ハイコが続けて良いクロスを2本入れたあたりは、かなり同点に近い匂いがしました。
最後のチャンスのCK、ノイアーが上がって行ったのは見えたけど、まさかのシュート。それを拾ったクラニィが落ち着いて決めたときはほんとに信じられないっ!って感じでした。

帰ってきてから映像でみても、ノイアーのポジショニングのよさがすごすぎる。ボールのこぼれるところを読んでいたかのよう。
もともと、練習でもGK同士でシュートを打つとき、ノイアーはかなりうまいのですが、あの場面であそこにいて、シュートを打ってしまうところが凄すぎる。

家に帰ってきて公式の『Manuel Neuer nicht so egoistisch wie Jens Lehmann』(ノイアーはレーマンほどエゴイスティックではなかった)というタイトルを見てちょっと笑いました。レーマンみたいにゴール決めちゃえばよかったのに(笑)



長谷部は後半65分からの登場でしたが、終了間際の時間のないところではうまく止められたりして、ちょっとイヤな存在でした。
彼は前も思ったけど、見ていてあまりチームから浮いている感が少ないので、自分に求められているものがよく理解できている選手なんだろうなという気がします。ただ、役割だけでなく、もう一歩も二歩も、自分を主張するところも見たい。(この日は10人になっていたので、難しいですけど)
とりあえず、シャルケ戦以外でがんばってくれー。 

 

第7節 シャルケ対ヴォルフスブルク」への2件のフィードバック

  1. ニコシア戦でもそうだったんですが、この日も試合終了10分前にはバックスタンドのFC Schalke04の文字がが見えるほどみんな帰っちゃいましたよね。おかげで同点ゴールを見損なっちゃったんだから自業自得。
    この試合のポイントは、kameさんの言うとおり、ケヴィンのゴールと、最後まであきらめずに戦った選手たち。問題点は、DFが以前ほどよくないことと、今までのようにセットプレーで点が取れないこと。
    ルッテンのシステムがまだちゃんと作動してないのはわかってるんだけど、これでいいのかちょっと心配。
    がんばって同点にしたのに、ブーイングはないだろ、ほんとに。

  2. >しょーちゃん
    そーでしたねえ。なんか帰る人たちは、抗議の意味もふくめているんでしょうけど、そんなので同点ゴールを見られないなんてのは、ほんとに自業自得でしたね。
     
    >がんばって同点にしたのに、ブーイングはない
    ほんとに。(気持ちはわかるけど、サポももう少し我慢が必要・・・)
    選手がほんとに最後の最後まで必死でプレーしていたのが見えたから、もう少し、サポもサポートしてあげるべきですよね。
    ケヴィンのゴールは、待ちわびていたので、すごくうれしかったです!
     
    >DFとセットプレー
    ルッテンのやりたいことをやろうとすると、どうしてもDFの個人能力に負荷がかかりすぎるのかなあという気もします。
    たぶん、はまれば面白いんだろうけど、ルッテンになって、攻撃もはまったところをあまり見てない気がします。どうするつもりなのかねえ、ルッテン。

    とりあえず、今週来週で、決まり事を確認して仕切り直し・・・といっても、選手がほとんど代表にとられちゃってますが(汗)

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