Ｗ杯予選：ドイツ対ロシア

前半は勝手にトロ祭り開催中でしたー。
トロコフスキが代表に定着したことが超うれしいと思っているのは、私だけではあるまい。（隠れトロファンはいっぱいいるはずだ。さあ、名乗りを上げるのだ！）

ARDに映像がいくつかあります。下記はネッツァーの分析つきのハイライト。

• 『Die Spielanalyse aus Dortmund』 at ARD.de

ロシアはパブリュチェンコが怪我とはいえ、どちらかというと私にはポグレブニャクの方がFWとしていやかも。

ヴェスターマンとメルテザッカーのCBコンビは、ユーロの前に親善試合（対スイス戦）で組んだことがあります。そのときは4-0で押さえています。

ハイコは開始直後の3分に、ポグレブニャクについていたのですが、クロスが入ってきた瞬間にポグレブニャクがくいっと前に出るのに、一瞬ついていけず、危ない場面を作られそうになりました。良いフォワードの一瞬の体の入れようとか、加速とかってほんとに怖いよー。
ただ、それ以外は今日はかなり良かったと思うんだけど。後半も最後の一枚でふせいだ場面が何度かありました。
　
先制点は9分。
シュバインシュタイガーが出したボールを、クローゼがねばってポドルスキに渡し、ポルディはDFに囲まれて一瞬進路をふさがれた形になったのですが、うまくボールを前に出して、そのままDFを振り切って自分も前に出てシュート。
強さのあるすごくいいゴールでした。
　
さらに、16分。この辺が自分的にトロ祭り。
シュバからの絶妙のスルーパスは、サイドを走っていたトロに渡り、そのときは最後のシュートは枠外だったのですが、トロのこのスペースに走る感じがすごく好き。（ドイツ代表ではあまり見ないプレーだと思うんだけど）
あとFKも直線的なボールを蹴るので、それも気にいっております。
　
28分、ドイツの追加点はバラック！
やはりトロからのパスをペナルティエリア付近でシュバが受けて、ファーサイドにやや浮かせたボールを蹴ると、ボールはミロを越えて、後ろから走りこんでいたバラックがシュート。おおお、バラック、かっこええー。

前半はほんとにドイツが非常に良い形で展開して、ロシアはどうしちゃったんだろ・・・って感じでした。
　
で、後半。
ヒディンク、始まったな、てなわけで。
やっぱり食えないおっさんです、この人は。

見違えるようにロシアがよくなり、特にアルシャビンはなんどもチャンスを作りまくっていました。
51分、ハイコがラームに出したボールを、ラームが大きくはじいて取られ、アニュコフのシュートっぽいボールを反対サイドにいたアルシャビンが受けて、あっさりとゴールに入れました。

試合後、ARDのコメンテータが『ヴェスターマンの対応はどうでしたか？』と聞くので、おっ、ヴェスターマンも巻き添えにする気か（←過剰反応ｗ）と思っていたら、ネッツァーが『いや、あれはそんな危険じゃないし、よくある対応』とさらっと流してくれたので、いきなりネッツァー、いいやつじゃん状態に。
まあ、最終ラインの連携（コミュニケーション）をもっとしっかりとというのは、前の試合でも指摘されていたので、今後の課題だとは思いますが・・・。
　

あと、バラックのゴール後のこのポーズですが、インタビューで『指をあててたのは何（を言うこと）に対してですか？』と聞かれ、『nix』（何も）と答えていました。
なんでしょうね。気になる。
しかし、バラック、いいなあ。なんだかんだで、やっぱりバラックも好きだなあということを再認識したよ。

次の予選は水曜日にボルシア・パークでウェールズとです。あー、おれのべラミーさんも来るのかー。楽しみ。
グループ順位は今のところ、ドイツ、ウェールズ、フィンランド、ロシアの順になっています。またしても重要な試合ですね、ウェールズ戦。