2010/11 BL第7節:ニュルンベルク対シャルケ

フォーラムに『Felix Magath……..wie lange noch?』というスレッドが立っていて、試合後にすごい勢いで伸びていたのですが、ほんとにあとどれだけ?って聞きたくなります。
もう負け試合は見たくないんですけど、マジで。
ニュルンベルクに最後に負けたのは1999年です。それ以来の敗戦。(まあ、1.FCNは2部にいた時期もあるので毎年対戦しているわけではありませんが)

フォーラムでは、この試合、選手よりもマガトの交代策がおかしかっただろ?という意見が大半です。

確かに小さなミスはあったけど、なぜ、前半でフラドを交代したのか?
審判に明らかに目をつけられていたにも関わらず、カードを1枚もらっているジョーンズをなぜ退場するまで引っ張ったのか?
同点に追いついた後、ファルファンを引っ込めて、今シーズンまだ実績のないイェンドリシェクを出したのはなぜか?

ラウールの交代はしょうがないと思うのです。残念だけど、10人になったらFWを一人下げざるを得ないと思うし。

ただ、負けてむかむかしてはいるけど、最後までチームとしての規律みたいなものはあったかなと思うので、開幕直後のように悲観はしていません。でも、もう負け試合はイヤなの。ほんとに。

1. FC Nürnberg – FC Schalke 04 : 2-1 (0-0)

【Tore】
1:0 Frantz (62., Rechtsschuss, Schieber)
1:1 Huntelaar (74., Linksschuss, Farfan)
2:1 Wolf (84., Kopfball, Ekici)

【1. FC Nürnberg】
R. Schäfer (59. Stephan) – Judt, Nilsson, Wolf, Bieler – Simons, Gündogan – Hegeler (80. Cohen), Ekici, Frantz (80. Boakye) – Schieber

【FC Schalke 04】
Neuer – Höwedes, Papadopoulos, Metzelder, Schmitz – Matip – Farfan (76. Jendrisek), Jones – Jurado (46. Kluge) – Raul (54. Rakitic), Huntelaar

【Gelb-Rote Karten】
Schalke: Jones (53.)

前半はボールポゼッションが70%だったらしいです。でもゴールをおびやかすようなチャンスは、ニュルンベルクの方が作っていたような気がします。シャルケは押しているように見えてもチャンスはそれほど作れていない。
23分、ジョーンズからの絶妙のスルーパスはオフサイドの判定。でもスローで見るとオフサイドではありませんでした。これも含めてこの試合、審判(マルコ・フリッツ)はちょっと微妙な感じ・・・。

フラドは確かに他の選手とパスが合わない場面や、ボールコントロールがうまくいかずに取られてしまう場面もありましたが、アイデアが良くて、むしろ他の選手がボールが出る所にうまく走れていないのがパスミスの原因かなと思っていました。
とにかく気の効く選手で、彼がピッチにいた方がボールが収まるし、セカンドボールの落下地点にも素早く走りこむことができるので、多少不調でも、いるといないではだいぶ違うのになあ・・・。

ただ、28分にはそのフラドのコントロールミスからボールを奪われ、カウンターでシーバーにシュートを打たれます。ノイアーが防いで事なきを得ましたが。
さらに数分後にはフラドからのパスをフンテラールが受け、それをフラドに戻したところ、フラドがボールを失って危ない場面を作られるということもありました。このあたり、中盤でボールを失ってはニュルンベルクに持ち込まれるシーンが続きます。

36分にジョーンズが相手選手を後ろから挟んで、1枚目のイエローカードをもらいます。個人的には2枚目より、こっちのプレーの方が性質がよくなかったと思うんだけど・・・。こういう試合、ジョーンズは2枚目をもらう可能性が高くなるので、前半で交代かなと思ったりもしました。
ところが、後半からフラドに替わってクルーゲが入ります。この時点で、頭の中にはてなマークが点灯しました。えええ、フラドを替えちゃうの?むしろ、クルーゲを入れるならジョーンズと交代じゃない?

後半が始まった直後、ニュルンベルクが攻勢に出ます。シャルケはけっこう押し込まれる展開。
そんな中で53分に、ファルファンからの絶妙のスルーパスに抜け出たジョーンズが、前に出てきたGKのシェーファーと激突し、2枚目のイエローカードで退場になります。
不可抗力というか、あれはなかなかジョーンズの側からも避けられなかったと思うけど、まあ、なんていうか、シャルケはまた10人で戦うんですか、と暗くなってしまいました。リーグ7試合のうち3試合が10人って多すぎるよ・・・。

ところがその後、数分間、シャルケは逆にゲームを支配します。ラキティッチ、フンテラールと続けてシュートチャンスを迎えますが、決めることができず。
しかも、ニュルンベルクのキャプテン、ヴォルフがエリア内で明らかなハンドをしているのですが、審判が見逃すとか、ほんとにありえん。
ここでシェーファーがプレーできなくなり、自ら交代を申し出ます。状態がひどくなければいいんですが・・・。
まあ、このシェーファーの交代で、シャルケに来ていた流れが途切れたのも事実。 

62分、シーバーのパスから、中央、フランツに決められ先制を許します。パパドプロスはあのボール、足元で競ってるんだからとめないとまずいよ・・・。

リードされてがっかりしますが、シャルケはその後も数的不利を感じさせないで攻めます。
74分にファルファンが個人の力で相手をかわし、持ちあがると、フンテラールにパス。それをフンちゃんが決めて同点に!
おおおお、いけるかも。せめて1ポイントだけでも、と思ったのですが。

82分頃、ラキティッチが大きくノイアーに蹴り返したバックパスが勢いがありすぎて、ノイアーが止めることができず、コーナーキックになります。一度はポストで助かったのですが、折り返しのCKでヴォルフに決められてしまいました。
はあ、もったいなさすぎて父ちゃん、涙が出らあ。あんな不用意なバックパスはないと思うぞ・・・。

7節が終了して4ポイント。今節もTabellenkeller(下位)から抜けられなかった、ああ。
こうなったら明日、シュツットガルトにお付き合いしていただくしか・・・。

 

2010/11 BL第7節:ニュルンベルク対シャルケ」への4件のフィードバック

  1. この試合は前半だけで、後半は都合で見ることができませんでした。
    いえいえ、ニュルンベルクのアルトシュタットでソーセージを食べてたわけじゃありません。
    私は北に留まってました。で、結論から言って、正解だったと。
    試合内容については、前半のあの時点で点が取れないのを観て、こりゃキツイかもと、思いました。
    とーぜんむこうはCL疲れを出そうとするだろうし。
    CL戦の後が難しいのは、わかってる事だし。

    私はマガトが代わるとは思いませんし、やめてほしくないです。
    この敗戦はかなり大きなダメージですが、さっさと切り捨てて、次行きましょ、次。
    (といいつつ、かなり弱気な私・・・。)

    来週は幸運にもまたまた代表戦ウィークです。
    気持ちを切り替えて、最下位決定戦(!)に挑まねば・・・。
    お願いだから怪我して帰ってこないでね・・・。

  2. >しょーちゃん、
    はあ、おいしくニュルンベルクのソーセージを食べたいです・・・。
    試合内容、そんなにひどいとは思わなかったけど、チャンスは全然作れてなかったですね。
     
    私もマガトは今の時点では交代してほしいと思わないなあ。
    決して希望がないわけではないと思うし、CL疲れってことで忘れましょう。
    さくっと次に備えてほしいです。
     
    代表ウィークだけど、ほんとにみんな怪我をしないで帰ってきてほしいですね。
    幸いなことにまだ最下位ではないようですし。

  3. いやぁ~もうなんだかなぁ。って感じですけど、いい場面もあるんですよねぇ。
    得点に結びつかないのがおしい。。。

    マガト監督のことはよくわからないんですが、
    先日CLのハイライト番組で流れたシャルケサポの人たちの声も、
    「監督交代はない」「マガトはシャルケに必要」「彼らは慣れてないだけで、まだまだ」でした。
    諦めたらそこで終わりですからね。大丈夫!!
    練習試合はあるけど、連戦もひといきですね。
    チームも2日間お休みみたいですし、リフレッシュできるといいですね。

    代表は。。。ほんとに、みんな元気に帰ってきてほしいです。

  4. >kyokoさん、
    ほんとに、なんだかなあ・・・って言いたくなりますよね。
    以前よりは気持ちはポジティブなんだけど、でも、得点が・・・。

    マガトは見えないところでいろいろクラブの改革をしてるので、ファンの間では支持されていると思います。
    ただ、クラブの成績があまりにひどいと、マネージメントの方でうまく仕事をしていても、全部がダメになってしまうんじゃないかと、そこが心配。
     
    CLやら、代表やら、忙しいスケジュールが続きますしね。
    代表からはほんとにみんな怪我なく帰ってきてほしいものです。

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