とある所から入手して、1試合まるまる見てしまいました、シュツットガルト対シャルケの開幕戦。
実況はスペイン語ですが、ドイツ語よりスペイン語の方がまだわかるのでそこそこ快適。Schalkeのことを『チャルケ セロクワットロ』というのには・・・でしたが。
前半。とにかくこの日のコビアシュヴィリとパンダーが素晴らしすぎます。
相変わらず、速いパスのつなぎから攻撃を組み立てて行くところ、二列目、後方からのあがりがつながっていくところは今シーズンも健在。
4-3-3でクラニィが真ん中とはいえ、どちらかというと中盤まで下がってゲームメイクに参加しておりました。ややエズィルとかぶっています。
ジョーンスに替わってからはもっとかぶってました。クラニィは相変わらず、パスもボールタッチも絶好調なんですが、彼が下がってくると得点の匂いがしなくなる・・・。
その分、両サイドのアザモアとレーベンクランスがトップの位置に取り残され気味で、ちょっともったいない感じがします。素直にツートップくらいの方が機能するんじゃあるまいか。
(ある意味、現在のジェフと同じ問題をかかえているような)
4-3-3システムにこだわらないのであれば、バーゼルであったようにラキティッチをツートップの一角に起用してみるっていうのもありかなと。そうすればエズィルやアズアグとも共存できるし。
中盤の組み立てはとにかくほれぼれします。
コビがキープしている間に、後ろからパンダーが飛び出し、そこからクラニィ(またはエズィル)につながっていく一連の流れがほんとに美しい。
ただ、ここからいかにゴールにつなげて行くかが、去年から引きずっている課題って感じでした。
どうしてもロング、ミドルのシュートになりがち(2得点ともそうでしたね)
トップの両サイド(アザモアとレーベンクランス)があまり機能してない。特に後半のレーベンクランスはいたの?ってくらい消えていたし。
CKを一本もとれなかったというのもどうなのかなあ。
前半はシュツットガルトのホームゲームなのに、シャルケの勢いに押されて、むしろアウェイっぽい戦い方になっていました。
それにしても、ゴール前でセットプレーの機会を与え過ぎです>シャルケ。
ほんとにマリオ・ゴメスが欠席でよかった、と思ったのでありました。
ヒツルスペルガーのFKは落ちるボールでかなりよかったりしたのですが、ノイアーが大当たりで(というかいつもどおり)、今年もかなりやってくれそうな予感。
31分に、ノイアーがエリア内から飛び出して、競りながらキックでボールをクリアしたときには、11人目のフィールドプレーヤーってこういうことを言うんだなあとあらためて実感。(ま、恐いプレーですけどね)
ラキティッチは思った通り、まだ多少、守備に難ありかな。たぶんブンデスの当たりの強さに慣れてくれば問題ないレベル。
攻撃のセンスはほんとに素晴らしいです。この短い間でチームにフィットしているところになみなみならぬ才能を感じてしまう。
とにかく試合も雰囲気もサイコーでした。
こんな試合を放送しないなんて・・・(絶句)
ブンデスらしくない、珍しくボールの落ち着かない試合でした。ちょっとプレミアっぽい。
まあ、JSPORTSが放映権をとることがあったら、ウィンターブレイクのときに前半戦はプレーバックしてくれると思うので・・・。
「スペイン語で見るブンデス開幕」への2件のフィードバック
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うわ見れたんですか。いいですね!!
試合内容を読んでいて、ああ動いているところが見たいと心から思いましたよ。
調子の良いときのシャルケってカッコいいんですよね?。
私はパンダーも物凄く好きなんで嬉しいです。
長期離脱していたのが嘘のようにガタイもしっかりしてきたし、顔付きも厳しくなってきたし、プレーはさらに力強くなって帰ってきてくれました。
今季目指すは代表入りですよ!!
>ブンデスらしくない、珍しくボールの落ち着かない試合でした。ちょっとプレミアっぽい。
わはは。ブンデスってたまにそういう試合がありますよね。
右に左に慌しい感じ(笑)
キライじゃないけど♪
>のもんさん、
がまんしきれずに見てしまいました・・・。
パンダーはほんとにケガの影響をみじんも感じさせない、素晴らしい動きでしたよー。ここ1年くらいでほんとに久々に思えるくらいキレてました。
ケガしないように、1年、なんとか続けて出られるといいですよね。
>ブンデスってたまにそういう試合がありますよね
ありますねー。
プレミアは毎度、毎度、そうだけど(笑)
このせわしなさがダメで、プレミア見れないというリーガ(スペイン)好きの友人もおります。
私も実はせわしないのはキライじゃないけど、見ていて笑ってしまう事もよくあり。