アルティントップ x アルティントップ

あらま。私ご用達のガーディアンに記事がのるくらい注目されております、今週末の『ハリル対ハミト』

ユーロの予選が2試合あり、一週間以上を代表チームで共に過ごしているので、バイエルン戦を前にしたハリルの感想はこんな感じです。

互いに違うチームの選手として試合にのぞむのは不思議な感じだよ。特に11日か12日くらい(ユーロ予選で)すごく近くにいたからね

今週のKicker紙面はかなり大きなスペースをさいて、ふたりのインタビューを掲載しています。(写真が香港のアイドルかよっ、て感じw)



ふたりはほんとに仲良しですが、性格はだいぶ違うみたいです。ハミトについてハリルは、

『ふたりとも子供の頃から理解力があった。でもハミトはいつもずっとエモーショナルで、激しい態度を外に出したりしていた。時々、それで損をしているね』

兄からのこの批判についてどう思う?とインタビューアに聞かれ、ハミトの答えがちょっとかっこいいっす。

『批判?そうは思わないな。ハリルとぼくは本質的なところで同じものをもっているんだよ。僕たちはフットボールがすべてさ』

シャルケ時代のハミトについてハリルは、

『監督はシステムや選手のタイプ、チームにフィットするか、などについて自分のイメージを持っている。スロムカは違うタイプの選手を好んだ。でもハミトは質の高さを代表で証明してきたね。バイエルンだけじゃなく、他のヨーロッパのチームも彼を欲しがったよ。みんな見る目がある』

休日には共にバックギャモンをして遊び、音楽の趣味もほとんど一緒とのこと。お互いによく似ていると思っているみたいですが、やっぱり相違はあります。

ハリルは家に居るときはほんとになにもしなくて、ハミトがその替わりいろいろマメに動くそうで、唯一ハミトにできないのは『ウソをつくことと料理』だそうな。
なんか、ピッチではどこでもこなすハミトと、根っからのFWのハリルというのが、そのまま家でも出ているみたいで面白い。

今年のプレーについては、やはり圧倒的にハミトに関することが多いのですが、その中でハリルの発言。

2007年はほとんどケガで出場できていない。
ボクは4-3-3における典型的なウィング・・・ってタイプではないと思う。4-4-2の方がぼくには合っている。それでぼくは30分しかプレーしてないけど、ヴォルフスブルク戦でゴールを上げている。その方がよくできたし、合っているんだよ

ハミトはインタビューアに『バイエルンはuefa cupでシャルケはCLですが』と聞かれ、当然のように『僕たちは来年はCLに出ているから』と答えてます。(この戦力でCLのがすなんてあり得ないっしょ)

対バイエルン戦でハリルはなんかがんばってくれそうな気がする(はい、半分願望ですw)
ラウテルンのときも、一部残留の望みを最終節までつなぐゴールをあげてましたねえ(まあ、最終節の直接対決で負けて降格したんだけど・・・。そんなラウテルンは今週、パダボーンと対戦っす)

前回の対戦は0-2で敗れ、その前はあの19分04秒での感動的なゴールがあったにもかかわらず、2-2で分けています。あ、そっか、リーガポカール決勝で今年は一回負けているのか。
そろそろ勝ちたいよね、バイエルンに・・・。

ちなみにハリルが兄で、ハミトが弟です。反対みたいに感じるけど。
佐藤家の双子と同じですね。広島の寿人の方が兄で、ジェフの勇人の方が弟っぽいけど、実は反対・・・って感じに似てるー。