テルアビブの選手が八百長賭博に関係?

ちょっと嫌な感じの記事がSüddeutsche Zeitungに出ていますので、間違った情報として記事にならないうちにまとめておきます。すでにExpressあたりのタイトルを見ると、まるでシャルケが不正をしたみたいな感じに読めてイラっとします。

リンク先でレポートしているのはおなじみのHonigsteinなので、記事の内容については信頼がおけると思います。

10月に行われたCL・シャルケ対テル・アビブ戦において、テル・アビブのDF、ドウグラス・ダ・シルバが故意に不正を働いたという疑いがあり、UEFAが調査をしているらしいとのことです。
欧州ではサッカー賭博で八百長というニュースが本当によく聞かれますが、この事件に関係しているのはアジアのブックメーカーで、2点差以上でテル・アビブが敗戦することに大金がかかっていたようです。

ロンドンのブックメーカーによると、この試合ではまずシャルケの勝利に高い金を動かしてオッズの不均衡を招いた上で、キックオフ直前になって、香港、シンガポール、バンコクで12ミリオンユーロの金額がテルアビブの敗戦に賭けられたそうです。特定の結果にそのような大金が動くときは、不正が行われたとみてまず間違いはないと、このロンドンの専門家は言っています。

UEFAはいまのところ調査中だそうですが、まだ調査は完了していないとのこと。

当たり前ですが、マガトはとにかく驚いています。
『そんな話は初めて聞いた。リヨンに3-0で勝利した後に、テルアビブにホームで3-1で勝利するのは普通にあること』

むかし、ドイツで審判による八百長賭博事件があり、SCパダボーンの試合が不正の対象になったことがありましたが、パダボーンは関係ないのに、まるでチームが不正を働いたかのようにWikipediaに書かれていたのにほんとにムカつきました。

シャルケも相手チームの選手が行った不正とは全然関係ないのに、ほんと腹が立つわー。