第26節 ビーレフェルト 対 シャルケ

結局、ビュスケンス、ユーリ、レックの3人でチームを見ることになったシャルケですが、なにげにビュスケンス&ユーリが指揮している時ってここまで負けなしです。

昨年、スロムカが解任されたあと、このふたりで指揮した試合。
29節 シャルケ 5-0 コットブス
30節 HSV 0-1 シャルケ
31節 シャルケ 1-1 ハノーファー
32節 ボーフム 0-3 シャルケ
33節 シャルケ 1-0 フランクフルト
34節 ニュルンベルク 0-2 シャルケ

今年(というか今日)
26節 ビーレフェルト 0-2 シャルケ

ここまで6勝1分負けなし。もしかして、この二人が一番このチームの監督に向いてたりして。

 

Arminia Bielefeld – FC Schalke 04 0:2 (0:1)

【Tore】
0:1 Farfan (45., Kopfball, Vorarbeit Pander)
0:2 Kuranyi (90. + 3, Rechtsschuss, Jones)

【Arminia Bielefeld】
Eilhoff – Bollmann, Mijatovic, N. Herzig, Schuler – T. Marx (81. Sadik), Kauf – Tesche (67. Janjic), C. Katongo, Munteanu (78. Halfar) – Wichniarek

【FC Schalke 04】
Neuer – Rafinha, Westermann, Bordon (78. Krstajic), Pander – Jones – Halil Altintop, Kobiashvili – Farfan (90. + 2 Engelaar), Sanchez (84. Rakitic) – Kuranyi

 
ベニーが怪我、クルスタイッチも本調子ではないので、久々にハイコとボルドンでCBをつとめます。
左サイドバックには戻ってきたパンダー、中盤にコビ。うん、なんかしっくりくる。

前半はビーレフェルトがけっこうペースを握り、いい攻撃をしかけてきたところもあったのですが、ボルドンがことごとく守りきっていました。膝の調子は相変わらずよくないんだと思うのですが、やっぱり経験だとか、体の使い方とかうまくて、ほんとに頼りになります。(来年もシャルケでプレーしてくれー)

ハイコが一度だけ、カトンゴに振り切られたところはヒヤヒヤしましたが、ノイアーが最後は押さえました。セットプレーからいい感じのヘディングもあったけど、今日のハイコは地味に守備をきっちりこなしましたという感じ。
ま、みんな意見は同じだと思いますが、彼はできれば、1.サイドバック 2.センターバック 3.中盤という順番で使ってほしいのですが、パンダーが左で復帰したので、この先の試合は再び、ハイコのポジションが微妙になってくるのが心配です。

前半終了間際、サンチェスのヒールパスからパンダーが素晴らしいクロスを入れ、それをファルファンが絶妙のタイミングで出てヘディングで決め、シャルケが先制します。おおお、なんかキレのある攻撃だー。
パンダーのクロスがほんとにいいとこに入ってるんですよね。ファルファンもナイス!

後半もすぐにチャンスが。
サンチェスのクロスにケヴィンがヘディングで狙うもクロスバーに当たります。
さらに52分、ジョーンズのボールを受けたサンチェスが、ケヴィンにパスを出し、ケヴィンがゴールを決めたのですが、これはサンチェスのオフサイド。

ケヴィンはもうひとつ、完璧なシュートがポストにあたるというシーンがあり、ああ、今日は彼は運がないのかも・・・と思っていたら、ロスタイムに素早い攻撃から、交代で入っていたラキティッチがスルーパスをジョーンズに出し、ジョーンズが絶妙なパスを出してそれをケヴィンがゴール!!
やっとキターーー。いやいや、良いゴールですわー。

試合終了間際、セットプレーからあぶないシーンをつくられたのですが、シャルケのDFラインを抜けたサディクのヘディングの質が低かったので助かりました。ちょうど、ケヴィンの2点目の前だと思いますが、あそこで同点にされていたら、またちょっといやな空気だったかも・・・。

それにしても、久々に良い試合でした。モチベーションも高かったと思うし、途中でふわっと集中がとぎれるようなへんなこともありませんでした。選手にも最後まで迷いがなかったような気がします。
ハリルも4-3-3のサイドで使われるより、中盤で、つなぎのようにポジションをとって、ケヴィンと縦の関係になる方が相性もいいような気がします。

なんだか次の試合が楽しみになってきました。
勝っていれば、しばらくでもチームに平和が訪れると思うので、選手も少しリラックスできるといいんだけど。

 

第26節 ビーレフェルト 対 シャルケ」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    いくつかの記事を読んだだけで映像は見てませんが、すごくよい試合だったようですね。
    ビューシュケンスとムルダーが指揮した試合、ちゃんと結果に出ているんですね。
    これからも期待してます。

  2. >reisさん、こんばんは。
    そうですね。ほどよく緊張感があり、締まった試合だったと思います。
    特にセカンドハーフはチームの質の高さを見せ、この先に希望をもたせてくれる内容でした。

    >ビューシュケンスとムルダー
    そうなんですよね。昨シーズンの最後の追い上げといい、彼らはけっこういい結果を出してきているんですよね。
    とにかく今シーズン終了まではいろいろ問題が起きないで、選手が試合に集中できるといいんですけど。

  3. なにはともあれ、3点!!
    これ以上文句は言いません。
    メンバーも悪くなかったですよね。
    ハイコが後ろに戻って一安心です。
    代表試合でついにスタメン落ちしたのは、絶対MFで使われてるとこが原因だと思ってますので。
    はじめのうちは、久々のポジションのせいか、ぎこちなかったし、抜かれてヒヤッとすることもありましたが、忠実に守ってましたね。マルセロは、やっぱりすごい!苦しみながらも(試合後のインタでは、楽しかったと言ってましたが)鉄壁の守り!
    ハリルはFWよりも、トップ下のほうがが合ってますね。
    次のカールスルーエ戦はラフィーが累積で出場できないので、ベニーが復帰してボルドンとコンビを組んで、ハイコは右SBですかね。かわいそうに、ジプシー生活は続きますね。
    ハイコ、ひげを伸ばして、男っぽいわぁ。似合うわよ!
    この試合、ハーフタイム中にテニエスがウルトラのブロックに直談判に出かけます。
    フォーラムやReviersportの写真等でも報道されてますが、このときのウルトラの対応がかなり悪かったらしいです。今の状況でウルトラのブロックに行くのも、すごい度胸だと思ったし、たいしたもんだと、テニエスを見直しました!逆にウルトラの子供っぽい対応にがっかり。とゆーか、平均年齢低いグループだけに、直接話をしようとしたテニエスが間違ってたのかも。

  4. >しょーちゃん、
    やっとポイント3!って感じですよねー。
    なんか安心できるメンバーでしたよね。ハイコ、確かに最初のうちぎこちなくて、ちょっとドキドキしました。
    できればDFラインで固定してほしいです。
    ボルドンはほんとにすごかったー。やっぱりなくてはならない人ですよねえ。
    パンダーも試合が進むとだんだん良いボールを蹴るようになってきたし。
    次節はラフィーいないのかあ。でもハイコの怒涛の上がりを見られるかもしれないのはちょっと楽しみ。
    ハイコはちょっと小汚い(失礼!)方が妙にかっこいいです。

    RevierSportの写真、しょーちゃんのコメントの前に見ていて、なんでテニエスがここにいるんだろうなあ、偶然通りかかったのかなあなんて、ぼんやりと思っていたのですが、考えてみたら、わざわざいかない限り、アウェイのブロックに彼がいるわけないですよね。
    うーむ、彼の強引な行動力はよくもあり、悪くもありだと思うんですけどねえ、今回にかかわらず。
    もう止める人もいないところが問題な気もしなくもない。

    ウルトラの対応、悪かったのかー。まあ普通はそうかもねという気もしますねえ。

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