くじらの町

昨日は午後からお天気が良くなったので、岬之町埠頭で行われていた日新丸と第二勇新丸の一般公開に行ってきました。

こちらが調査母船の日新丸。かなりでかいです。



私の祖父も船に乗っていたのですが、タンカーだけかと思っていたら、捕鯨の運搬船にも従事していたようです。船に乗っているときは何年も家に帰ってこなくて、帰ってきても下関以外の港に寄港したりするので、家族で会いに行ったりしていました。
ほとんど覚えていないのですが、子供の頃に寄港している祖父の船に乗船した記憶があるのか、なんだか乗るときに妙な既視感が・・・。(写真などでの後付け記憶かもしれませんね)

船上ではシー・シェパードに攻撃されたときの映像なども流されていました。
たぶんこの町の人間だと思うけど、若い女性が静かな口調で彼らを批判していました。私もシー・シェパードに対する抗議文に署名をしてきました。

こちら氷山の一角・・・!?
これで水割りを作ったらほんとにおいしいのでしょうか~。



こちらはキャッチャー・ボート(って言い方は今でもするんでしたっけ)、正確には目視採集船の第二勇新丸。
日新丸に比べるとかなり小さいです。



日新丸の中では遠慮して撮らなかったけど、こちらではブリッジでちょこちょこと撮影。
なんつーか、オタの血が騒ぎます(汗)



第二勇新丸の横にいくと、なにやら見たことのあるようなマークが。この『S』マークは。シ・・・シャルケ?(笑)



下関はくじらと共に生きてきた町です。下関をベースにしたサッカークラブの名前も『FCバレイン下関』(フランス語でくじら)といいます。かつて下関を本拠地にしていた大洋ホエールズ(現在の横浜ベイスターズ)もくじらの愛称を持っていました。
ま、外から見ると『ふぐ』と言われがちですけどね。
いまやくじらにはある種のマイナスイメージがあってそれがとても残念な気がします。