ユーロ08：クロアチア対トルコ

あー、あと一試合でバーゼルだったのに。
けっきょく、ラキティッチは本人が望んでいたにもかかわらず、バーゼルで試合をすることができませんでしたと。

はあ、まじで立ち直れない・・・。
好きなチームがどんどん負けていくよお。

でも、まあ眠れそうにないので、メモを見ながら少し試合を振り返ってみます。
壁に投げつけたノートがぼろぼろになってしまってるんですけど（笑泣き）

どちらも疲れがピークに来たかのような試合展開でした。クロアチアは特に最初の一歩が遅く、いつもよりも反応は鈍かったです。
スルナが怪我あがりなので、これまでの試合のようなキレがなかったのもきびしかったです。
プラニッチは相変わらずありえない運動量だったんですけど。（もうプラニッチとシムニッチには今大会の私認定MVPをあげます。え、いらない？汗）
トルコはとにかくパスミスが多かった。

しかし、神経質な笛を吹く審判でした。あれでますます試合がつまらなくなったような気がします。

あと、途中からニコ・クラニチャールが試合に入りきれなくなり、ちょっとだけブレーキになってしまいました。
彼は結局、この大会でもメンタルを克服することができなかったような気がします。ものすごく期待していたのに・・・。

18分くらいに、クロアチア最大のチャンスがあり、モドリッチからのパスをオリッチがクロスバーにあてて、その跳ね返ったボールをニコが決めきれなかったシーンがありましたが、たぶん、あれを気分的に引きずったんじゃないかなあ。・・・というのはニコ・ウォッチャーの勝手な憶測ですが。
まあ、もともと気分にむらのある選手が妙に好きなので（←変わり者）、この先もニコのことは見守っていくつもり。でも早く、もう少し成長してくれ。

この試合に限って言うと、ビリッチの交代策は遅かったと思います。
もともとそんなに早い対応をする人ではないと思うけど。そういう意味ではテリムの方が勝負師というか、思いきりはよかったですね。

ニコが使えないなと思った段階で、ペトリッチじゃなく、クラスニッチを入れるべきだったかなあとも思います。ポーランド戦のクラスニッチを見ると、前線で起点を作れていたし、ペトリッチは今大会、あまり調子はよくなかった。
それができないなら、オリッチをもう少し早い段階でクラスニッチに替えるという手もありました。オリッチがガス欠していたのは明らかでしたし。延長を考えるのもわかるけど、90分で勝負をつけることを優先させるべきで、そのあたりは多少疑問が残りました。
まあ、ビリッチも若い監督なので、まだまだ経験をつむ余地がたくさんあるってところなんでしょう。

クラスニッチのゴールが決まった時は、勝ったと思ったんですけど・・・。
はあ、チェコよりも、クロアチアの方がチームとして後々まで引きずりそうな負け方だったなあ。

PKでモドリッチとラキティッチがはずしたのは若さでしょうね。ラキティッチは特にPKはまず失敗しないような選手なんですけど。ペトリッチがキッカーだったのは私にはよくわからない。彼は今大会ではずっと気負いが目立っていて、この場面で決められるとは思えなかったです。
個人的にはプラニッチ、クラスニッチ、シムニッチあたりをキッカーで使ってみたかったわ。

ラキティッチにはいい経験になったと思います。クラブに戻ってきてもう一度がんばれ。ワールドカップ予選もすぐに始まるし。

うむ。書いたらちょっと落ち着いたかも。

しかし、次の試合、ドイツ対トルコなんてやだなあ。マジで怪我人がでそうです。実はポルトガル戦ですら小さな乱闘があったので・・・。
パブリックビューイングなんて怖くて行けないかも。
でもトルコにこれでハリルがいたら別だろうけど、誰もいないので、気楽にドイツの応援ができそうです。