『この冬の移籍情報など』を書いた後に、また少し動きがありましたので、追加します。
(1) マケドニア代表の23歳FW、イブライミが加入しました。契約は2013年6月30日まで。
マケドニアといえば一時、カタネッツが代表監督をつとめていて、この間のユーロ予選のときは、クロアチアと同じ組で戦い、一度はクロアチアに勝ったくらいのレベルだったような気がする。
ただ、イブライミ自身はA代表に入ったのは去年からみたいです。2009年のマケドニア・ベスト・プレーヤーにも選ばれているようなので、かなり将来が有望な若手ですね。
(2) マインツのキャプテン、ティム・ホークラントが2010年の夏からシャルケに復帰します。
契約は2014年6月30日まで。
バウムヨハンといい、ホークラントといい、ユース出身者を呼び戻すのが一部ではやっているのでしょうか?(シャルケとかジェフ千葉とかあたりで)
上の記事にもありますが、マインツの選手紹介ページでも、シャルケ時代にBユーゲントで優勝したことが最も輝かしい成功だと言っています。
実は、マインツに移籍するときに、彼を喜んで手放すわけではなく、将来シャルケにつれ戻す可能性があると、当時のGM・ミュラーが言っているんですね。(ということを、自分の記事を見直して知りました。『かなりホットな移籍市場』)
ということなので、マインツ、ごめんなさい・・・。
(3) スペイン・トレーニング・キャンプにテスト生で参加していたモリッツ・フォルツは、残念ながらチームと契約には至りませんでした。
- 『Keine Volz-Rückkehr zu S04』 at kicker.de
彼も元シャルケ・ユースで16才の時にアーセナルに移籍したのですが、ウィンブルドンにローンに出され、その後フラムでプレーなどをし、チェルシー相手にゴールを決めたりしたのですが、現在、どこのチームにも所属していません。(稲本とけっこうキャリアがかぶってるなー)
彼も戻ってこれたらよかったのですが・・・うーん、残念。
(4) 去年、ブラジルのフラミンゴにローンに出されていたゼ・ロベルトがチームに戻ってきています。
彼はスペインキャンプには参加せず、シャルケIIでトレーニングしていたのですが、マガトは彼の能力を評価しているみたいです。
ただ、まだ4日かしかトレーニングで見ていないので、コンディションがフィットしていない、それはトレーニング・キャンプに参加していなかったからしょうがない的なことを言っています。どうするんでしょうかね。マガト流のハードトレーニングに、さぼらずについていければ、ゼ・ロベルトにもチャンスは与えられかもしれないですね。
あとは怪我人情報。
バウムヨハンはトレーニング中に右手の中指を骨折して手術することになりました。まあ、手なのでそれほど復帰には時間はかからないだろうと思いますが・・・。
プリアツィカスは12日にミュンヘンで、膝の十字靱帯の手術を受けました。手術自体はそれほど複雑なものではなかったようです。彼の怪我が早く治りますように。