FC 08 Homburg 0-3 Schalke 04

試合中に観客席の方角から煙があがって、発煙筒?と思ったら、なんとソーセージのお店が軽く火事になっていました。
セキュリティが重い消火器をもって走っていたのを見て、笑いごとではないけど、ちょっとおかしかったです。なんでもありだな、ドイツサッカー。

さて、ルッテン初めての公式戦となったポカール初戦は、3-0できっちりと勝利しております。
ハイライトとKonferenzの映像をとぎれとぎれ見ただけの印象ですが、試合の様子をつらつらと。

スタメンはアーヘン戦と同じ。前線は右にファルファン、左にラキティッチ。
シャルケ公式にもありますが、4-3-3というよりは4-5-1という感じ。クラニィさん、ワントップってあまり成功しているとは思わないんだけど、みんなやりたがるよね・・・。

【Tore】 0:1 Farfan (45.), 0:2 Altintop (55.), 0:3 Kuranyi (67.)

【FC Schalke 04】:Schober – Westermann, Höwedes, Bordon, Pander – Ernst, Engelaar (78. Kobiashvili), Jones – Farfan (71. Asamoah), Kuranyi, Rakitic (51. Altintop)

【FC 08 Homburg】 Hodel – Otto, Kirsch, Weber, Seibert – Holste, Rheinheimer, Houllé (59. Mansfeld), Muftawu, Turnau (74. Ochs) – Petri (81. Fabio Dio Parlapoco Di)

9分、ヘヴェデスが相手選手についていたにもかかわらず、最後、交錯して倒れるような形になりながらシュートを打たれ、15センチくらいのところでゴールをはずれていくというピンチがありました。ショバーもとっさのことで反応できず、枠に入っていたら1点という場面でした。
ヘヴェデスは能力が高いからなのか、逆にときどき余裕こいて失敗するような気がします。

25分、エンゲラールがボールを持っている間に、ファルファンが右ペナルティエリアへ切り込んでいき、エンゲラールからのパスを受けてクロス。左サイドにいたラキティッチがシュートをするも、GKがセーブ。最初の惜しいシーンでした。

先制点はヴェスターマンのクロスを、ファーにいたファルファンがヘディングでシュート。ファルファンのヘディングのタイミングがすごく速くてうまいです。ハイコも久々にいいクロスでした。
個人的にはファルファンが前にいるとき、ハイコはまだやりにくそうだなあという感じがします。ファルファンの動きが読めないだけに、上がったり下がったりのタイミングがつかめないんじゃないかなあ。ハイコの守備に負担がかかっているような気がしなくもない。
ファルファンはいい選手だし、予想外の動きをするので、すごくインパクトのある選手だと思うのですが、味方もどうもまだコンビネーションにおいてとまどっているように見えてしまいます。
もちろん、チーム内の噛み合わなさはファルファンだけじゃないんですけど・・・。

後半になって、ハリルがラキティッチと交代。ファルファンが左、ハリルが右に入ったあたりから追加点が生まれます。
2点目はまず、エンゲラールが囲まれながらもキープして、左スペースに出たファルファンにパス。
そこからファルファンのクロスを、ハリルが叩きつけるようなヘディングで決めました。

さらに3点目はパンダーのFKからクラニィのヘディング。これもめちゃめちゃきれいなゴールでした。
クラニィ、ちょっと調子でてきた?と思ったのですが、なんか試合の終わりの方で足首を痛めたみたいです・・・。

CLには出られそうですが、『verletzt』という文字を見ると、かなりびびります。はあ、頼むよ、クラニィさん。

さて、水曜日にはアトレティコと対戦ですが、私はちょっとだけ悲観的です。
チームが上向きなのは確かですが、やっぱりコンビネーションが確立される前に強いチームとあたるのは厳しいかなと。
特にDFラインが心配で、ヘヴェデスが100%信頼できないことと、ラフィーニャの穴が大きいことが気がかりです。
アベル出さなければよかったのに・・・とか、今更ながら思ったり。

あとは、ルッテンのやりたいことはわかるけど、ジョーンズ、エルンストには荷が重いかなーと。エンゲラールも含めたこの3人があまり機能しているとは思えないので。
コビだったら流動的なシステムチェンジもうまくできそうな気もするのですが、ジョーンズかエルンストをはずすという選択肢はないかもしれないですね。
さて、どんな試合になることやら。楽しみというより、心配です。