2015年7月の記録:青と白の夜・その2

【2015年7月 オーストリア Vol.7】

『2015年7月の記録:青と白の夜・その1』の続きです。

ブライテンライター監督をようやく見つけ、勇気を振り絞ってトライ。意外と好きな選手や監督にはビビりまくって近寄れないタイプです(笑)
パダボーンの記念写真集を手に、もそもそと監督に近づき『シャルケとパダボーンのファンです。これにサインをしてください』と差し出すと、『あー、これ!出来上がりをまだ見てないんだ。見てもいい?』という返事に拍子抜け。なんて気さくな人なの。

 

1ページずつめくりながら監督が丁寧に写真集をチェックする間、そばで立って見守っていた至福の時間といったら。
Kyokoさんがその間に写真を撮りまくってくれましたが、どの写真も自分が間抜け面をさらしていてほんと笑っちゃいます。
何を話したかは全く覚えてないのですが、『Best Wishes! Breitenreiter』と最初にサインをしてくれて、私がその後に何かを言って、名前も書いて欲しいとお願いしたら、『Für かめさん(私の名前)Alles Liebe』と書いてくれました。自分が何を言ったかはよく覚えていないですが(たぶんパダボーンをずっと応援していて的な事かも)態度が心なしか良い方へ変わった気がします。そして、Alles Liebeですよ(いや、ただの挨拶でよく使うのは知ってるけど)。わっはっは。もう死んでも良いや(←)

さらに日本から持ってきたお土産を渡すと、『なにこれ?』という表情をして『開けていい?』と聞く監督。
どうぞどうぞと勧めると、ガサガサと袋から取り出して開ける監督。そして気がつくと私たちの周りには大勢のギャラリーが。このさらし者状態、めちゃめちゃ恥ずかしいつーの。(写真はKyokoさんが撮ってくれました)

お土産と言っても大したものではなく、青と白の扇子だったのですが、箱から取り出すと広げて扇子を構える監督、最高にエンターテイナーでした。さらに『他に私に贈り物を持ってきた人はいないかね?』と言うユーモアも。見守っていたギャラリーがどっと笑ってなごみました。
一応、一緒にファンレターも渡したのですが、それはさすがにその場で開けずに持って行ってくれました。ちゃんと読んでくれたかなあ。

その後は階段付近でアシスタントコーチのブルットさんを捕獲。彼にサインをもらって、パダボーンからの監督&コーチ陣のサインはコンプリートです。
『これ、どこで手に入れたの?』とブルットさんに聞かれたので、『ドイツアマゾンで』と答えると、『そっか、アマゾンか。僕もアマゾンでオーダーしよう。ありがとう』と返事が返ってきました。

2013年のファンの集いも同じように湖を船で渡ったのですが、この時はクラーゲンフルトから出港し、フェルデンで選手一同は下船、ファンはそのままクラーゲンフルトに戻るというルートでした。
今回は選手は途中で降りる事なく、フェルデンから湖をぐるっと回って再びフェルデンに戻ってくるルートでした。
その分、時間もゆったりとして、非常に和やかな集いになりました。もちろん、事前にチケットを配る事で人数制限したのもよかったのだと思います。2013年はもう少し雰囲気が殺伐としていました。

フェルデンの選手ホテルが見えてくると楽しい時間も終わりに近くなります。

あー、またいつかこんな時間を過ごす事が出来ますように…(来年?)