長谷部の初ゴールを見る

レバークーゼンの公式ページを見ると、チケット余ってるよマークになっていたので、今日はレバークーゼン対ヴォルフスブルクを見に行ってみました。
ケルンからレバークーゼンはわりと近いです。通勤圏内で、クラスメートの一人もここから通っています。
レバークーゼン・ミッテの駅を降りて、川っぺりをだらだらと15分くらい歩くと、ほどなくバイアレーナ@やたらとあちこち工事中に到着します。



試合前に若者たちが表彰されていましたが、ユースチームがDFBユースカップで優勝したみたいですね。
私の席のそばがずらずらっと空席だったので、なんだろうと思っていたら、表彰されたあとこの子たちがやってきて、そこで観戦していました。



隣にいた子のメモを盗み見ると、今日のレバークーゼンは4-4-1-1だったようです。試合中、真面目にメモをとっている子が数人いて、ちょっとびっくり。
いやー、しかしこの子たちの中から将来、トップチームで活躍する選手がでるのかもと思うと、すぐそばで観戦なんて、貴重な経験をさせてもらいましたわ。

あー、アドラーだー。わーい・・・って実はあまり興味がないけど。(ノイアーの方がいいに決まっとる)



でもレバークーゼンで一番のお気に入りは実はこいつ、ポンデライオン。(ほんとはブライアンというらしい)
帰ってチェックしてみたら、こいつの写真が一番多かったっていうのはどういうことよw



ま、それはともかく。

ヴォルフスブルクは長谷部スタメンです。スタンドでは小野の姿も見かけました。観戦に来てたのね。
前半はヴォルフスブルクの方が組織立っていて、いいチームのように見えました。
レバークーゼンがどちらかというと足もとでつなぎたがるのに対し、ヴォルフスブルクはスペースへの走り出しを意識していて、何度も裏をとっていました。特にドゥゼコとマルセリーニョ、グラフィテの前3人の距離感が絶妙でした。
マガっち、やっぱり恐るべし・・・。

長谷部は基本、相手の攻撃の芽をつむ役割をしつつ、チャンスでは何度か右サイドに出て、フリーになっていましたが、なかなかボールが出なかったりするのが、ちょっと見ていてもどかしかったです。
一度、GK、ベナーリョからのロングボールを受けたとき、相手選手をぶっとばしてボールをマイボールにしたときは、おおっとちょっとばかし感動。当たり負けしてないなあ。
ネットでは一度、シャルケ戦で見たことがありますが、あとはブンデスでの長谷部をほとんど見てなかったので、なんか普通に溶け込んでいることにかなり驚きました。



試合は13分にヴォルフスブルクが、まず、ドゥゼコのゴールで先制します。
レバークーゼンは33分にゲカスのゴールで追いついたのですが、前半終了間際に、グラフィテのシュートのこぼれ球を長谷部が相手DFと競って倒れながら無理やり押し込み、再びリード。
長谷部はブンデス初ゴールですよね。
このとき、バック側の副審が、ばたばたとグラフィテがシュートを打った位置あたりの線上まで走って行ったので、選手もスタジアムにいた人もみんなオフサイドか、と思ったんですよね。
なので、祝福に行った選手たちも最初、半信半疑な微妙な喜び方になってました・・・。

目の覚めるようなゴールではなかったけど、得点への執念を感じさせるいいゴールだと思いました。

後半は、主審がエリア内でのハンドをとらなかったことで、スタジアム内大ブーイング。それからはちょっと散漫なゲームになってしまいました。
レバークーゼンはやはりゲカスが孤立することが多く、攻撃がどうしても単調になりがち。
なんか、こう見ていて手詰まり感があります。
このままずるずると勝てないとuefa cup圏内も危うくなってきますね。

試合後、電車で1860ミュンヘンとグラートバッハのユニを着たおっちゃんふたりと乗り合わせました。
今日はボルシアパークで試合があり、2-2で引き分けたそうです。
二人はカイザースラウテルン近くの住人で、なぜかそれぞれ、1860とボルシアMGファンなので、仲良く試合を見に行き、仲良く引き分け、『良い日曜日を過ごしたわけさ』と言ってました。
『まわりはラウテルンサポばかりだけど、最近は暗い顔ばかりしているよ』とも言ってました。
(ちなみに英語です。途中で英語に切り替えてくれたので。しかし、いつになったらドイツ語でコミュニケーションをとれるようになるんだか)

そんなこんなでサッカー三昧の週末でした。(今週は進級テストがあるっていうのに。汗)

 

長谷部の初ゴールを見る」への2件のフィードバック

  1. かめ吉さん、こんばんは。

    ご無沙汰しています。
    お元気そうでなによりです。本館のブログのほうで、ドイツ行きのお引越しのお知らせを聞いたとき、コメントしたつもりだったのですが、反映されなかったようで失礼しました。

    ドイツ生活は慣れてきたようですね、ドイツの都市名を聞いていると2006年W杯を思い出します。ドルトムントでブラジルに叩きのめされたあの夜が、昨日のことのように蘇ってきました。

    ブンデスリーガのニュースは長谷部くんや小野くんの影響もあってか、日本のスポーツニュースでも取り上げられますが、詳しく知りたければこちらを覗きにくれば、かめ吉さんの独自の視点で感想が書かれてあるので、もっとわかりやすいかもしれませんね。

    ともあれ、どうぞお体にお気をつけて楽しいブンデスライフをお過ごしください。

    それにしても・・・ジェフ、重症です(>_<)

  2. >武千代さん、こんばんは。
    ご無沙汰をしています。
    すみません、本館の方はサーバの調子が悪くて、コメントがどこかで引っかかっているのかもしれません。

    ようやく一か月が過ぎようとしていて、だいぶ生活にも慣れてきました。
    ドイツW杯、なつかしいですよね。遠い昔のような、ついこの間のような。

    ブンデスはやはり日本人が移籍したというのは大きかったですね。
    W杯でご存じだと思いますが、どこのスタジアムも見やすく、サッカーを楽しむには素晴らしい環境にあると思います。

    ジェフはこちらでもニュースやブログをチェックしていますが・・・とても心配しています。
    試合内容がわからないだけに、よけいにいろいろ想像してしまい、あまりよくないですね。
    こちらからはスタジアムで応援することもできず、ただがんばれとしかいえないですけど、ほんとに好転することを祈るばかりです。

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