2010/2011シーズンのLine Up (MF編1)

2010/2011シーズンの選手カタログ続きです。(『ゴールキーパー編』『ディフェンダー編』
中盤はタレントが多いのでパート1、パート2に分けます。
ざっくりとですが、パート1がディフェンシブMF、パート2がオフェンシブMFという感じです。

Liga Total Cupのとき、うっかり混乱しちゃいましたが、背番号21をメッツェルダーがつけることになったので、去年まで21だったシュミッツが13を、13をつけていたジョーンズは23に変更になっていたんですね。なんかイメージがわかないな。

ドイツではボランチ(ディフェンシブハーフ)の選手を6er(Sechser/ゼクセア)と呼んだりしています。
4バックとすればキーパーから数えて6番目の選手だからですが、シャルケでゼクセアと言ってイメージするのはクルーゲとジョーンズ。

ペア・クルーゲは去シーズンのウインターブレイクにニュルンベルクから移籍してきました。
労を惜しまない運動量やしつこい守備、タイミングの良い攻撃参加など、ほんとに渋くていい選手です。



ジャーメイン・ジョーンズは脛骨の亀裂骨折により、昨年はほとんど治療でシーズンを棒にふってしまいました。
ドイツ代表にも選出されたことがあるのですが、父方の国籍であるアメリカ国籍で代表を再選択していただけに、ワールドカップには出たかったと思います。
ただ、怪我が治ったことで、このたび8月10日にある対ブラジルとの親善試合ではアメリカ代表へ召集されています。怪我さえしなければ、当たりも強いし、パスや攻撃のセンスもあるし、最強のボランチだと思っています。

これは、ユーロ2008の前にマジョルカ島で行われたトレーニングキャンプの時の写真です。後ろは美人?と噂の奥様。



昨年、マガトのチームになって、まさに彗星のように現れたのがルーカス・シュミッツ、ジョエル・マティップ、クリストフ・モリッツの3人。シーズン最初の数試合は、シャルケのサポですら知らなかった彼らが、いきなりスタメンでプレーして、みんないったいあれは誰なんだ?と大混乱しました。

写真は、左からモリッツ、シュミッツ、ガヴラノヴィッチ、バウムヨハンです。



ルーカス・シュミッツは昨年シャルケに移籍する前は、ボーフムのリザーブでプレーをしていた選手で、シャルケでも最初はリザーブチームに所属していました。強烈で正確なボールを蹴ることのできる左足の持ち主で、ミドルやフリーキックで素晴らしいシュートを決めています。

クリストフ・モリッツはなにげに女性ファンが多い~。私の周りにもモリッツが良いと言っている人が何人かいます。いつもにこにこして笑顔がほんとに素敵。
ちゃんと写っている写真を探したのですが、あまりいいのが見つからなかったので、現在マインツにレンタルされているルイス・ホルトビーくんのTwitterをリンクしときます。そこからリンクされている写真が素敵なので要チェック!モリッツは右側です。

ジョエル・マティップはシャルケU19出身で、マガトが大抜擢した選手です。
U19ではセンターバックだったのですが、トップチームではほとんどボランチでプレーしています。デビュー戦がバイエルンとの試合で、途中出場した彼はセットプレーから初ゴールを決めています。

さらに祖国カメルーンの代表にまで選出され、ワールドカップでも日本戦ではスタメンでプレーしました。ついこの間までユースでプレーしていたことを考えると、ほんとにシンデレラボーイです。明日、8月7日でようやく19歳。ついこのあいだAbiturと呼ばれる高校卒業試験に受かったばかりなんですよー。

写真左がマティップ、右はファルファン。

 


あと、ダニー・ラッツァ。彼もシャルケユースで、一昨年はU19ドイツ代表として欧州選手権・優勝に貢献したのですが、怪我から復帰してすぐまた足を骨折したりで、昨シーズンはほとんどプレーすることができませんでした。他チームで練習参加しているというニュースを読んだので、もしかしたら移籍してしまうかもしれません・・・。

やはり昨シーズンに移籍してきたプリアツィカスはギリシャ代表で、レーハーゲル監督のお気に入りだったようですが、左ひざの十字靱帯を怪我をしてしまい、ワールドカップには選出されることができませんでした。シャルケでもまだほとんどプレーを見たことないので、早く試合で見たいです。