初めてのパダボーン

【ドイツ・ロンドン観戦旅行記 vol.6】

翌日はホテルを移動するので朝から時間を食ってしまいました。
そのままボーフムの駅に荷物を預けてさっさとパダボーンへ行けばよかったのに、次の宿泊先デュイスブルクまで移動して荷物を預けるという無駄な動きをしてしまったために、パダボーンへ到着するのがすごく遅れてしまいました。
電車が遅れずに、ちゃんと試合に間に合ったのは奇跡に近いくらいです。



ドイツではとにかく電車の到着ホームがよく変更になります。
この日も待っていると、なにやら放送があった後、人がぞろぞろ移動し始めたので、不安になり『今、ホーム変更っていった?』と聞くと『4番みたい』と教えてくれたので、あわてて移動。
走って階段を上がりなんとか間に合ったー。

ハム(Hamm)でパダボーン行きに乗り換えだったのですが、乗り換え時間は4分。
走る人たちの後をついて隣のホームへ上がると、目の前の電車は『ビーレフェルト行き』になってるではありませんか。
おろおろしたおばさんに、ドイツ語でおそらく『パダボーン行きはこれでいいの?』と聞かれ、わしに聞くなー!とちょっと笑ったけど、このおばさんの分も確認しなくちゃと、すぐに若い娘さんをとっつかまえて『パダボーン行きはどれですか?』と尋ねてみました。

すると、後ろの2両がビーレフェルト行き、前がパダボーン行きと判明。おばさんと一緒にあわあわしながら車両に乗り込み、ほっと一息。

ちなみに翌日も全く同じ時間の電車を利用したのですが、このときはハムについたのが2分遅れ、パダボーン行きの電車は行ってしまった後でした。DB、待ち合わせとかしてくれないのね。容赦ない(笑)
あと、ハムの駅のトイレは普通(50セント)より高くて使用料が60セント。そのかわり私が今回利用したDBのトイレでは群を抜いてきれいでした。おすすめです(すすめてどうする)
最悪だったのがフランクフルト。70セント。ぼりすぎ。

今回、旅行して思ったのはやっぱり数字を覚えて行って正解だったという事でしょうか。
その後もデュッセルドルフ空港へ行くときに、ホームの変更があったのですが、『あー、2番線にいる人たち。電車は4番に変更になったからね』という内容で、『フィーア』をやたらと強調して放送してくれたりしました。
あれ、数字を覚えてないと、いくら強調してくれてもきょとんとしていたかもしれない。

さて、パダボーンは思ったより距離がありました。
途中、ゾーストやリップシュタットあたりまでは、楽勝と思っていたのだけど、それからがちょっと遠かった。
窓の外は雨が降っていました。雨具もってきてないよー、上着にフードがついているから大丈夫だとは思うけど・・・と考えていたら、パダボーンに近づく頃には雨も上がっていました。

試合開始は14時。駅についたのは13時45分。

観光案内所を探す余裕もなく、駅前のタクシーに飛び込み『シュタディオンへ行っとくれ』
『フスバル・シュタディオンか?』
うなずくと、タクシーのおっちゃん@フランツさんは、よしきた!という感じで勢いよく車を動かし始めました。
ドイツ語、わかんないつーのに、何かと話しかけてくれます。
途中、『パダボーンかイエナか?』と聞かれ、『パダボーン』と答えると、満足そうににっこり笑ったのが印象的でした。
時計を気にしていると、『大丈夫、間に合う』という内容のことを言ってくれたり。

帰りの足が必要だったら電話くれよ、と別れ際に名刺をくれました。
到着したのは5分前。

メインスタンドまで行きたかったのですが、時間がなかったのでとりあえず一番近くにあった入り口でチケットを購入。

チケット

ゴール裏立ち見席で9.5ユーロでした。

 

初めてのパダボーン」への2件のフィードバック

  1. 大変だったようですね。駅から結構距離があったように思いますがよく間に合いましたね。
    しかし、パダボーン、なかなか勝てないなあ。

  2. >reisさん、
    駅からけっこう距離ありますよね。
    試合開始に近かったので、スタジアムへの道はかえって車が少なくなっていたのが幸いしました。
    それにしても勝てないですねえ。
    得点はあげられるようになってきたのですが、こんどは守備が・・・。

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