ドイツ滞在3日目。『ich war dabei』からの続きです。
ゲルゼンキルヒェンでぶらぶらした後は、レバークーゼンへ向かいます。
この日は、バイアレーナでレバークーゼン対グラートバッハがあったのです。私の力でシャルケを秋の王者にして見せると言ったからには、グラートバッハを応援しに行かなくちゃ。
ところがこの日はドイツ全体で雪がかなり降っていたせいか、電車がものすごい遅れ方をしていました。
結局、デュースブルクで1時間くらい待ったあげく、これは困ったぞということで、とりあえずこちらも1時間くらい遅れていたケルン行きのICEに飛び乗り、ケルンで運良くレバークーゼンに止まるレギオナル・エクスプレスを捕まえました。
そんなことをしていたら、当然ながら15時半の試合開始には間に合わず。orz
前から3列目という、とんでもなく良い席のチケットをとっていただいたというのに。ああ。バカバカ。
ついて電光掲示板をみると1-1。ブラーウェルスのゴールも見逃したー(涙)。
後半が始まり、54分にダンテがゴールをあげて、グラートバッハが勝ち越したときは、おお、ほんとに私は勝利の女神なのかーと、わが力を過信してみたわ。
BMGはけっこうな数のサポがきていて、私の座っていたあたりもゴールの瞬間は喜ぶ人が多数でした。
一緒にゴールのあとのトゥットゥトゥットゥルトゥトゥトゥを歌いました~。
レバークーゼンのサポはけっこうおとなしいイメージ。歌声の響き方を聞いていると、どっちのホームかわからないくらいです。
余談ですが、個人的にはレバークーゼンとグラートバッハのサポにはわりと好感を持っています。コワくて苦手なのがケルンとデュッセルドルフ。
こちらひときわ目立っていたヒーピア。お久しぶりです、サミ。
ブンデスで大活躍ですよね。Kickerの選ぶ前半戦のCB部門でも余裕のインターナショナルクラス。(kicker-Rangliste: Innenverteidiger)
ま、たまにびっくりするようなポカをやるようですが、それはリバプール時代からそうだったから(汗)。
さて、今年になってグラートバッハの試合を見るのはシャルケ戦を含めて2回目なんですが、間近で見て、シャルケ戦のときよりさらに良いチームになっているのに驚きました。フロンツェク、就任したときはちょっと心配したけど、なかなかやるなあ。
とくにアランゴがぐぐっとあがっていくときの推進力みたいなのは魅了されました。対面はバルネッタだったと思うけど、けっこうアランゴに押し込まれて、バルネッタの良さが消されていた気がする。
あとはやっぱりダンテだなー。結果的に3点とられてしまったけど、頼りになる良いDFですね。
レバークーゼン的には決して出来の良い試合ではなかったとは思うんだけど、要所要所で点をあげて結局勝ってしまうというのは、まあそれが首位にいるという証拠だから仕方がないのかもね。とはいうものの、試合自体はBMGが勝っていてもおかしくない内容でした。後半にもほんとに惜しいシュート場面があっただけに。
それにしてもクロースにいつもやられているイメージ・・・。(きらいじゃないだけに超くやしい。他のチームに対してやってよね)
試合終了後にはなんと赤と黒の紙吹雪ー!
選手たちも『Frohe Weihnachten』という横断幕を持ってサポにあいさつに来ました。
赤と黒の紙吹雪が舞う中、スタジアムではWhamの『Last Christmas』が流れて、すごく良い雰囲気でした。Jリーグの秋春制は反対ではありますが、このクリスマスを前にしてリーグの試合が終わるっていうのは、なかなか魅力的ですね。
勝っても負けてもみんながちょっぴり幸せな気分で帰路につくって感じで。
こちらはバイアレーナの外観。まだ18時前くらいだったというのにもう真っ暗です。
前に訪れた時はあちこち工事中だったけど、屋根も広くなってきれいになりました。
見やすくてけっこう好きなスタジアムです。また来たいなー。
レバークーゼンには恐ろしく分が悪いんですね。確か最近15年くらい勝っていないはず。
今回はもしかしたら何かあるのではないかと期待してましたがダメでしたか。
でも、グラートバッハのサポーターは試合の内容に概ね満足していたようですね。
実際、昨シーズンの今の時期と比べると勝点は倍近いですから。
しかし、写真を見ると、本当に寒そうですね。
>reisさん、
そっか、そんなに勝ってないんですね。じゃあほんとにこの機会は惜しかったかな。
ただ見ていてけっこう面白い試合でした。
勝敗よりも、レバークーゼン相手でも、チームとしての形をちゃんと崩さないでサッカーができているのが、サポにとってもうれしかったんじゃないかしら。だいぶしっかりとしたチームになってきましたよねー。
ヒーターはあると思うんだけど、芝がけっこうボロボロでした。
あとピッチが雪まじりでしたねー。
Veltinsのほうが夜の試合だったのに、レバークーゼンよりも寒さは感じなかったです。
この試合は途中から、防寒しているにもかかわらず足がかなり冷えました。