大相撲観戦・中日8日目

先週の日曜日、国技館へ大相撲初場所を見に行ってきました。中日の8日目です。
住んでいる土地柄、日常的に力士は見かけるのですが(駅とかコンビニとかマクドナルドとか)、真剣勝負の彼らを生観戦するのは初めてなのであります。

席は正面2階イス席。
以前にサンボマスターのライブで国技館に行ったときは、ここは広いなーと感心したのですが、2階イス席でも相撲は十分堪能できました。
中入り後の幕内力士の土俵入り。テレビだと伝わりにくい場内のどよめきや熱気が体感できて、ほんとに感動します。



あー、稀勢の里の化粧廻しがキティ柄だ。かわいいー。稀勢の里も期待している力士の一人なんですが、ちょっと伸び悩んでいる感じでしょうかねえ。



横綱の土俵入りです。こちらは白鵬。
去年の初場所くらいからずっと毎場所見るようになりましたが、今はなんて相撲がおもしろいんだろうと思います。その理由のひとつが白鵬と朝青龍の両横綱。どちらの横綱も大好きですが、ふたりの相撲の強さとうまさを、彼らと同時代にいて見ることができるなんてほんとに素晴らしい。



こちらは個人的にかなり気に入っている鶴竜。
先場所の変化2番はがっかりでしたが・・・。しばらくは若さにまかせてがむしゃらに相撲をとって欲しいなー。



こちらは力の入った好取組となった白鵬と稀勢の里の一番。
立会からにらみ合いが続いて、場内がものすごくわきました。稀勢の里の気合の入っている様子を見るのは好きなんですけどねー、なかなかそういうときに勝てないのが残念。でもこれはがっぷり四つに組んで両者引かず、ほんとに見に行ってよかったと思える好取組でした。

立行司の式守伊之助さんの装束もシックで素敵でした。伊之助さんは待ったなしの時にやや腰を落として立っている姿がとにかくため息が出るほど素晴らしく、歌舞伎や踊りの所作と同じように、体で表現する美しさと、精神のもつ美しさの両方を感じます。



こちらは弓取り式の前の木村庄之助さんと男女の里。庄之助さんの装束もいつも品があっていいですねえ。
相撲もさることながら、行司の方々の衣装がとにかく鮮やかで、それを見るのも楽しみのひとつです。



あまりに面白かったので、また金曜日に見に行くことにしました。もともと、歌舞伎とか落語とか、江戸文化的なものが好きな素地があるので、やっぱり相撲にもはまってしまいますよねえ・・・。