ハンブルクのミニチュア博物館

ハンブルクには一度シャルケの試合で行ったことがありますが、街自体はかなり好印象でした。(『ハンブルクの乗り物』

ただ、その頃の自分の活動範囲(ノルトライン=ヴェストファーレン州)からみるとけっこう遠いし、帰国したらもう訪れる機会もないかもしれないなーなんて思っていただけに、今回、再び行くことができてとても嬉しかったです。

翌日は、雪が降ったりやんだりのお天気。しかも、欧州中にものすごい寒波が来ていてひどく寒く、ハンブルクでは外をうろうろするより、暖かい博物館を見学しようということになりました。
訪ねたのはミニチュア博物館。(『ミニチュア・ワンダーランド』
wikipediaによると、世界最大級のHOゲージ鉄道模型レイアウトの博物館だそうです。うおー、見たいぞー。

博物館は写真のように、運河に面したレンガ造りの建物の中にありました。



こちらはハンブルクの町を模したミニチュア。すごくかわいい。こういう模型が5、6部屋くらいあって、とにかくその大きさにびっくりします。

 

上の写真だけでは大きさが分かりにくいので、人を入れてみました。これは一つの展示室でもほんの一部分だけです。



ハンブルクの街のミニチュアなので、街中にはHSVの本拠地・ノルトバンク・アレーナがあります。
模型のセットは時間がたつと自動的に夜になるんですよー。



ただし、これがまたけっこう失礼なミニチュアで、HSVの対戦相手はザンクト・パウリなんですが、HSVが4点、パウリが3点ってどういうことよー。
しかも、パウリの本拠地Millerntor-Stadionの方がずっと街中にあるはずなのに、ミニチュア中を探したけど、どこにもない!不公平だー。ブーブー。



これはオーストリアだったかな、スイスだったかな。似たような情景が山のようにあって、ちょっと忘れちゃいました。
こんな鉄道模型がたくさん走っています。



見てると、子供よりもお父さんたちの方が夢中になっていました(笑)
申し込めば、ガイドさんが説明をしながら、一般の人が入れないエリアまで入れてくるようなグループ・ツアーもありましたが、そのツアーに参加しているのがみんないい年をしたおじさんばかりで。
部屋の外れの方では、新しく空港を作っているようでした。ほんとにここで働く人たちにとっては、趣味と実益を兼ねた夢のような仕事でしょうねえ。

 

ハンブルクのミニチュア博物館」への6件のフィードバック

  1. わー行ったんですね!
    運河の近くにあるんですか。知ってたら絶対行ったのになあ。
    去年かな、BSデジタルでドイツ模型紀行という番組をやってて、
    ここも紹介されてたんですよ。
    夜になったり、火事を消しに消防車が一斉に集まったり。
    すごく楽しそうでした。
    以前ブンデスプレビューでもロシュトがインタビューでここに来てましたね。
    彼もキラキラ目を輝かせておりました。かわゆい。

    パウリのスタジアム、ないんですか。
    パウリのファンは暴れないのかしら。
    ミニチュアのスタジアムには裸族をたくさん詰め込んでほしいのに。

  2. 昨年旅行したときに、ここ、目の前を通ったのですが、ミニチュア博物館の存在を知りませんでした。
    知っていたら、確実に行ったのにと、とても残念です。
    根が怠け者なので、下調べをせず、まず現地へ行ってどこ行くか決めるという状態ですから
    行きたいところに行けず、後で後悔してばかりなのです。
    それにしてもこういった精密な模型を見るといかにもドイツだなと思いますね。
    子供よりもお父さんたちの方が夢中になっている姿が想像できます。

  3. 偶然12月末にミニチュア博物館のドキュメンタリーを2本見ました。
    両方とも途中からみたのですが、1本目は今はすでに公開されているスイスの作成中のもので、去年の9月からの公開予定に間に合わせるため、大急ぎで仕上げてるところが紹介されました。
    ”間に合わないよ~”とみんな言いながら、ちっちゃい木を埋め込んだり、ロープウェイのロープを張ったり、徹夜で仕事してました。何しろ趣味と実益を両立させてる人たちの団体ですから、手抜きをせず、ちまちまと働いてるとこが面白かったです。
    2本目は、かめさんご紹介のように、空港の作成に関するもので、こちらは残念ながらほとんど終わりの方しか見られなかったのですが、責任者のおっちゃんが目をきらきら輝かせながら、これから先の製作について説明してくれました。この空港にはエアバスしかないそうです。さすがハンブルク。

  4. >のもんさん、
    行きましたー。私も場所は知らなかったのですが、しょーちゃんに教えてもらいました。
    楽しかったけど、とにかく人が多くて(たぶん、寒いからw みんな考えることは同じ)、博物館自体もかなり大きいので、最後にはもうおなかいっぱいってくらい模型がありました。
    おじさんたちはもう、目をキラキラさせて、みんな子供に戻ってました。
    パウリはなんでないんでしょうかねー。館長さんがHSVファンとか(笑)

    一か所だけ、あやしいおじさん人形(コートの下には何も来ていないで、ばーっと見せるやつ)が置いてありましたよー。どういう遊び心なんだー。

  5. >reisさん、
    私もあんまり調べていく方じゃないので、ここは教えてもらったのです。
    まさか、あのレンガの建物にいろいろな博物館があるとは知りませんでした。
    ものすごい広大なスペースに、細かい模型がきっちりと造られていて、ほんとにドイツ人だなーって感じがしました。
    感心もするけど、ちょっとあきれるところもあります(笑)

  6. >しょーちゃん、
    そのドキュメンタリー、見たいわー。おじさんたち、かわいい。
    急いでいても手抜きをしないところがえらいですねえ。

    それにしてもあんな細かなものを、ちまちまとでかい体のドイツ人が造っているかと思うと、笑っちゃいます。

    空港はいつごろオープンするんでしょうね。あの板敷きの仕事場みたいな場所に、空港やビルなどができていくのかと思うと不思議な気がします。
    置いてあった飛行機はそういえばエアバスでしたね(笑)

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