年に一度のシャルケ・パーティ

いろいろニュースが目白押しなので、なかなか書く時間がなかったのですが、先週の日曜日はVeltins Arenaで『Schalke-Tag』(シャルケ・タグ)というファン感謝デーがありました。
雨だし、ドルトムントで『ラブパレード』がある関係で、電車のダイヤは混乱してるし、車両は乗客でいっぱいだし、前日にもレンジャーズの試合で行ったばかりだし・・・で、どうするかかなり迷ったのですが、とりあえず行ってみることにしました。



全体の雰囲気はシャルケ公式に写真があります。

あとはRevierSportにビデオも。

去年は10万人来たのですが、ことしは1日中雨で、寒かったせいもあると思いますが、8万人にとどまりました。
入場は無料。スタジアムにも自由に入れます。なんて太っ腹なんだ、シャルケさん。
選手もけっこう野放しで、ラキティッチとヘヴェデスにすれ違った時は、あまりに普通に歩いていたので、最初、気がつかなかったくらい。

とにかくこの週末、ダイヤがマヒしていて、乗ろうと思っていた電車はいきなり運休になってしまい、仕方がないので、S-Bahn(各駅停車)で1時間45分かけてエッセンに行き、そこからさらにS-Bahnでゲルゼンキルヘンへ行くという、乗り鉄でなければ、げんなりするようなスケジュールでした・・・。
上にも書きましたが、ダイヤが崩壊しているのはドルトムントでテクノの大パーティがあったからで、どう電車がマヒしていたかはこちらを見ていただければ。

帰りは4時すぎくらいに出たので、わりとスムーズにケルンに帰ることができたのですが、もうちょっと遅かったらとんでもないラッシュに巻き込まれていたかも(汗)

ドルトムントがラブパレードなら、ゲルゼンキルヘンはシャルケ・パーティだい。(・・・と電車で知り合った地元民が言ってた)

以下、ファン感の様子を写真でつづってみます。

こちらは敷地内に入ってすぐの所に設置されていたステージ。
バンドが歌を歌ったり、選手がインタビューに応じたり、プレゼントボールを投げたりしていました。(プレゼントボールの数が半端なかったっす。シャルケさん、ここでも太っ腹)
このとき、ステージにいたのはエンゲラールとクラニィ。



こちらはゲームの紹介。画面に映し出されているのはシャルケ対ドイツ代表(笑)。途中経過はヌルヌルです。
いろいろなスポンサーがブースを出していたのですが、こういうスポンサーとWin/Winの関係を築くのは、海外のクラブはうまいなあと思ってみていました。シャルケにとってはたくさんの催し物を企業がやってくれるのでイベントが盛り上がり、企業にとっては来場した多くの客に宣伝効果があり、お客にとっては催し物をたくさん楽しめるという利点があるんですよね。
こういうノウハウはジェフあたりにもぜひ学んでほしいなあ・・・。



子供たちもみんなが楽しめるように、たくさんの乗り物が。関係ないけど、シャルケの3rdユニ(女の子が来てるやつ)がすごくかわいいです。ちょっとほしいかも。



上でも書いたように、道端でラキティッチとすれ違い、どこへ行くのかと見ていたら、ゴーカートに乗りに行くところでした。



ラキティッチは、係員がそろそろ終わりにしようとチェッカーフラッグを振っても言うことを聞かず(子供かよっ)、その後も飽きるまで乗り回していました。運転はうまかった!



そして、こちらはサインブースで写真に応じるアザモア。選手のファンに対するサービス精神にはほんとに頭が下がります。



下はアシスタント・トレーナーのユーリ。
レンジャーズ戦では、アップしている選手を呼びに行く役目を果たしていたので、なんどか目の前を通りました。けっこう好きなタイプだ、でかい人。
サインはいろいろな選手がひっきりなしに応じていたのですが、とにかく列が長すぎて、並ぶ気力がわかなかったです。



ファンクラブもいろいろブースを出していて、自分たちの独自の商品を売りだしたりしていました。こういうのも太っ腹だなーと・・・。オフィシャル商品じゃなきゃダメとか言わないんですね。もちろんシャルケのロゴは使えないみたいですが。
真ん中やや右で青いユニを着て、こちらに背を向けているおじさんはレンジャーズのサポです。エッセンからの電車で一緒でした。スコットランドから昨日の試合を見に来たそうです。

雨がけっこうひどかったので、この近くにブースを出していた超ウルトラなサポ集団から雨用ジャケットを購入。15ユーロのわりにはすごくしっかりとした作りで、けっこうかっこいいです。
写真、右端の人が来ているやつで、背中に『Nordkurve』と入っています。



 

年に一度のシャルケ・パーティ」への2件のフィードバック

  1. いいですね。この楽しそうな雰囲気。
    こんなイベントなら長時間電車に乗ってでも行きたいと思ってしまいますね。

  2. >reisさん、
    横浜から千葉へ、フクアリに通っていたことを考えると、まだこちらの方が近いくらいなのですが、この日はほんとうに行ってよかったと思える楽しさでした。
    選手も主催者側も、とにかくファンに楽しんでもらおうという気持ちがすごく前面に出ていて、素晴らしいなと満足して帰ってきました。

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