【ドイツ・ロンドン観戦旅行記2012 vol.12】
大変唐突ですが、2012年10月のサッカー旅行がとても中途半端なところで終っているので、そちらを終わらせるべく立ち上がろうと思います(笑)
もうすっかり忘れているけど、それだけに自分の記録のためにも。これが終らないと今年の3月の旅行記にも手が付けにくい…。
さて2007年に続き、2012年にアンフィールドを再び訪れることが出来たのは本当に望外の喜びでした。
『リバプールでジェイミーズ・イタリアン』の続きです。
リバプール・ワンにバスセンターがあるので、そこから路線バスでアンフィールドまで。
騎馬警官がお出迎えです。(暗い中では特に馬の落し物にご注意を)
こちらはヒルズボロの悲劇の記念碑。ちょうど再調査委員会の報告が公表された頃で、多くの新しい事実が新たに判明した直後でもありました。
わーい、戻ってきたぞ、アンフィールド。(もしかしたらもう来れないかもしれないと思っていたのに)
今回はメインスタンドです。Kopスタンドのイスが、チャンスになると一斉にガタガタガタと跳ね上がる音が楽しめなくてとっても残念。
ELのアンセムの前にもちろん歌うよね、You’ll never walk alone。これを歌いたいからここに来たと言っても過言ではないでしょう。スタジアムにはあちこち行きましたが、アンフィールドでユルネバを歌う時の空気が一番好きです。
リーグではやや低迷していた時だけに、ELは流してくるかと思ったらけっこう気合の入ったスタメンでした。ジェラードやスアレスも見られるなんて嬉しい驚きです。
こちらブレンダン・ロジャースとアンジの監督ヒディンク。なかなか興味深い光景です・・・。
試合は1-0でリバプールが勝ちました。ダウニングのゴールという大変珍しいものを目にしてしまった、ははは。
そうそうこの頃はまだシャヒンがリバプールにいたのよね。もうシェルヴィーもダウニングもいないし、アサイディとかウィズダムはローン中だし、たった2年でメンバーの半分くらいは入れ替わっていますね。
試合に勝ってご機嫌のまま、偉大なるシャンクリーさんにご挨拶をしてペーズリー・ゲートより帰路につきます。
想像はしていたけど、やはり帰りのバスは全然来なくてとにかく寒かったです。シャトルバスがなかなか来なくて、路線バスが来たので思わず乗ってしまったけど、事前に買っていたバスの切符はこれには使えないよと言われてがっかり。
しかもリバプール・ワンのバスターミナルまで行かないやつだったので、ライム・ストリート駅前で下されます。
うう、怖いよー。
ELを見に行こうと決心したのは良かったのですが、夜の試合なので遅い時間にリバプールの街を歩く羽目にならないように気をつけていたのに・・・。(なぜかタクシーを使うという発想がまるでなかった。汗)
途中までは人もいるし、商店街を歩くのでよかったのですが、アルバート・ドッグに行くまでの川沿いの大きな道は人通りが全くなくてどきどき。
夢中で歩いているうちに、大型バスが止まっているそばを通り過ぎました。バスからはちょうど人が降りてきて、待っていた数名がその人たちを囲みます。
それを分断するように人込みをかきわけるワタクシ・・・。
歓声にはっと気がついてなんだろう?と振り返ってよく見たら、そこはちょうどヒルトンホテルの前で、バスから降りてきたのはアンジの選手たちだったようです。
リバプールマフラーをした日本のちびっこ(身長がw)が、『はい、ごめんなさいよ、はい、通してくださいよ』と選手をかきわけていく様子は、今から想像すると我ながらおかしかったのですが、その時は、うわー、アンジのサポがたくさんいるよーと思い心の底からびびっていました。今思うとビビりすぎですね。
ヒルトンの前から泊まっていたホテルまでは約5分くらい。
そんなこんなで部屋までたどり着いたときは安心してもうぐったり・・・。ベッドに横になるとニュースも見ずにすぐに寝てしまいました。
こんにちは。
旅行記、楽しみにしておりました。
アンフィールドの雰囲気の素晴らしさがよくわかります。
私もいつか実体験したいと思いますね。
で、試合の後のエピソード、失礼とは思いますがとても面白いです。
夜は周囲の様子がわからず不安ですよね。
私も似たような経験があり共感できました。
>reisさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
試合後は私も自分でも後から考えるとおかしくて、思い出すと笑ってしまいます。
やっぱり夜の街を歩くのはちょっと怖いですよね。
そして思い込むとなかなか思い返しがきかないところも(タクシー使えばいいのにとか。笑)
アンフィールドは本当に雰囲気のある素晴らしいところです。ドイツで言うと、むしろ下部のスタジアムの雰囲気に近いものがあります。もちろんアンフィールドの方がサイズは大きいですが、形状がなんとなく。
ブンデスのスタジアムは時々洗練されすぎている感じがします。