パダボーンの新トレーニングセンター

パダボーンの新しいトレーニング&ユースセンター(TNLZ: Trainings und Nachwuchsleistungszentrum)がついに完成し、昨日、メディアを迎えてセンターのお披露目がありました。
2013/14シーズンに二部で2位となり、昨シーズンはクラブ史上初めてブンデスリーガ一部に昇格。その勢いや、当時の監督だったブライテンライターさんの後押しもあって、ついに新しいトレーニングセンターが建ったことを思うと感激もひとしおで、昨日は一人で静かに嬉しさを噛み締めていました。
工期は7ヶ月ほど。予定より二週間早い完成です。

 

フィールドは4面。1面はプロ用で、それ以外はユースやアマチュアのトレーニング場として使用されます。パダボーンのユースやアマチュアはこれまであちこちで練習をしていましたが、ようやく一つの場所にまとめられました。プロの横で練習できるというのは、子供達にとっても素晴らしい事だと思います。

初めてのトレーニングの様子はこちらに。とにかく広いの一言。

以前の練習場にも行ったことがありますが、一面をとるのが精一杯。もちろん芝暖房などもないので、冬になるとピッチはひどい状態でした。(冒頭の写真は一昨年の12月のもの)

クラブハウスも自前のものはなく、練習場の隣にあった公共のスポーツジムを使っていました。そのせいか、練習が終わると選手達が裸足にサンダルでうろうろしていて、それはそれで楽しくもありました。

2008年に今のアレーナへとスタジアムを移し、2014年に二部で2位となり昇格、2015年にはブンデスリーガでプレー、そして2016年にはトレーニングセンターの完成と、パダボーンの大きく変わる歴史にずっと立ちあう事が出来て本当に嬉しく思います。最初に見始めた頃は、こんな風にクラブが成長して行くとは思ってもみませんでした。
これからもよろしくね、SC Paderborn 07.