【ドイツ・ロンドン観戦旅行記 vol.2】
デュッセルドルフ。
それは2006ドイツワールドカップ・負の思い出がある街。(なんてね)
たぶん、そのときの旅行記には書いてないはず。当時、私がデュッセルドルフで会った野郎のことを書くには、ジェフサポ的にはあまりに状況が緊迫していたので。
そして書きそびれたまま現在に至る。
2006年の夏。
日本対ブラジルの試合がある午後。
ベルリンからケルン空港まで戻って来た私は、友人とデュッセルドルフで落ちあい、日本食を食べようという話になったのでした。
ガイドブックに出ていた日本料理屋を探してうろうろ。どうしても見つからない。
なんかもうここでいいんじゃない?と入ったお店が、デュッセルドルフ空港にも支店のある日本料理屋でした。
お昼時をちょっとはずしていたと思うけど、めちゃくちゃ人が待ってます。それなのに中央のテーブル席が14、5人分くらい『予約席』として空いているじゃありませんか。
ええ、こんな時期のお昼時にそんなにたくさんで予約するなんてー、と思っていたら、入って来た予約客は、な、なんと、JFA独裁者さまご一行でした!
うおっ、さすが傍若無人っぷりにもほどがある。
ご一行の中には当時の貴乃花とお子さんもいましたねえ。長沼とか、もちろん夫人も。
実はこのころ、日本での様子など全く知らなくて、私と友人はやや剣呑な雰囲気になりながらも、まだのほほーんとしていたのでした。
知っていたら『辞めちまえ』とののしっていたかも?
まあ、なんとなく緊迫したムードの中、笑いを誘ったのは、てんぱりまくっていた店員でした。客もいっぱいで、あきらかに気を使わない独裁者さまご一行、待たされていらいらしている客の中で、きっと普段の倍くらいは忙しかったと思うんだけど。
ワールドカップ特需も大変だなあと同情したりしたものでした。
とにかくその時の印象が強くて、今回の旅行でもデュッセルドルフに行ったらたずねてみようと思っていました。
お昼時、お店はやっぱり少しだけ混んでいました。
外観はそんなにそそられる雰囲気はないのですが、普通においしいお店です。天ぷらは衣がぱりっとしていて私好み。料金もランチは良心的。
そして、彼は・・・いた、いた(笑)
さっそく友人にメールで報告。
当時の殺気立った雰囲気はみじんもなく、のんびりとしたお店でゆったりと日本料理を楽しませていただきました。
さて、駅までの途中でもう一カ所、確認。
それは2006年当時、na○a○a net cafeがあった場所。
na○a○aさんが日本のサポのためにデュッセルドルフにカフェをオープン、という報道に、へー、すごいと思ったんだけど、実際にはPC4台くらいのカフェとはいえないようなものでした。台数が少ないから、仕方なく、近くのネットカフェに行っちゃたくらいです。
このときに、初めて、あー、彼の事務所ってイメージ戦略がほんとにうまいんだなあと実感したものでした。
またこんなこと書くと、通りすがりのファンに怒られるかも・・・。
なんだか不思議なお店でしたよねえー。
てんぱってた店員さん(イニエスタ風味の方)の他にも、
なんとなく昭和の香りを感じさせる料理人のおっちゃんのしゃべりも面白かったですし。
カピタンですが、
さすがにあの後あんな大騒動になるとは予想していませんでした…。
「水かけたら東スポぐらいには載るかも」なんて話をしていたのが懐かしいっす。
世界の○田さんのカフェはほんとにしょぼかったですねw
まだボンでウルトラスが関わってたカフェの方が全然役立った記憶があります。
>Genkiくん、
不思議な感じでしたよー。
私はなんだかあの旅行全体の中でも妙に印象深いエピソードです。
そのときはあまり感じなかったけど、今回食べたらとてもおいしかったですよ。
海外の日本食にしてはレベル高い気がします。
>昭和の香りを感じさせる料理人のおっちゃん
今回もいましたよー。
あのときはほんとに日本のマスコミに隔絶されていて、今思うと幸せでした。
現地と日本での報道との違いに、帰国してからびっくりしたり。
日本にいるといろんなことが過剰報道だなあと思う事もありますよね。
>ボンでウルトラスが関わってたカフェ
やっぱり経験のあるサポの立場から作った方が、何が必要かより理解できているんでしょうね。