レギオナル最終節とドリッテ(三部)

ドイツ対セルビア戦。
実はこの日、一部の人たちには代表戦よりもっと重要なものがあったのでした。

レギオナルリーガ最終節。この日の結果によって、来期、二部になるのか、三部になるのか、またはそのままレギオナルに残るのかが決まります。
レギオナル・ノルトがけっこう混戦で、ご近所のチームでいうと、フォルトゥナ・デュッセルドルフが勝って、2位のオーバーハウゼンが負けると、最後で入れ替わることができたのですが、残念ながらオーバーハウゼンが勝ってしまったので、デュッセルドルフはツヴァイテにあがることはできなかったようです。

以前、デュッセルドルフに遊びに行った時にたまたま試合があって、駅前や旧市街のバーでユニを着た人たちがすごく盛り上がっていたので、ちょっと気の毒かなー。
まあドリッテに残ってくれた方が、パダボーンの試合を近くで見られる可能性が増えていいんですけど。

Veltins Arenaでは、スタジアムでちゃんと最終節の結果をモニターに映してくれました。こういうところ、さすがにみんなの知りたいことをよくわかってるなあと感心。

余談ですが、ウォームアップ終了時に選手が退いていくあたりで、シャルケ入場時の曲がスタジアムで流れ（どの曲かについては、YouTubeのこのへんご参照ください）、おそらく相当数いたシャルケサポが手拍子で盛り上げていました。
ホームのサポ心をくすぐるめちゃくちゃナイスな選曲でした。いやが応でもシャルケの選手に対する期待感が盛り上がります。（この時点ではヴェスターマンはスタメンだと勝手に確信していたので・・・）
後ろのおじさん＠バイエルンサポも、『シャルケの曲がかかってる』と話しかけてくれました。
（この時には、もうすでに私がシャルケのファンで、今日はヴェスターマンを応援にきたという会話をかわしたあとでした）

話が戻りますが、このレギオナルの最終結果を見て、その後ろの席のおじさんがものすごくでかい声で、『ロット・ヴァイス・エッセンが落ちた！』と叫んだので、声の大きさにびっくりして、椅子から飛び上がりそうになってしまいました。
彼がエッセンのサポで残念がっているのかと思って聞いたら、ヴッパータル＆バイエルンのサポでエッセンが大嫌いだから、落ちてうれしいんだとか。
彼はイングランドのサッカーも大好きだそうで、ドイツ在住なのに、来期のシェフィールド・ウェンズディのシーズンチケットを買ったと言ってました。ハーフタイムにはイングランドサッカー話でかなり盛り上がりましたが、まさか、Veltins Arenaで、リーズ・ユナイテッドのプレーオフの話やらなんやらをするとは思わなかったっす（汗）

さて、来期はドリッテができるので、昇格・降格が変則的なのですが、レギオナルは南北それぞれ上位2チームがツヴァイテへ、3位から10位までの8チーム（全16チーム）がドリッテ、それ以下はレギオナルに残ることになります。
エッセンは12位なので来季はレギオナルのままですが、彼に言わせると（実質）降格というとらえ方になるみたいです。

ちなみに、来期、ドリッテ（3部）になるチームは今のところ下記の予定です。

二部からの降格（4チーム）

　Kickers Offenbach
　FC Erzgebirge Aue
　SC Paderborn 07
　FC Carl Zeiss Jena

レギオナル・ノルトからの昇格（8チーム）

　Fortuna Düsseldorf
　1. FC Union Berlin
　SV Werder Bremen II
　Wuppertaler SV Borussia
　Rot-Weiß Erfurt
　Dynamo Dresden
　Kickers Emden
　Eintracht Braunschweig

レギオナル・ズュートからの昇格（8チーム）

　VfB Stuttgart II
　VfR Aalen
　SV Sandhausen
　SpVgg Unterhaching
　Wacker Burghausen
　FC Bayern Munich II
　Jahn Regensburg
　Stuttgarter Kickers

近場はやっぱりデュッセルドルフ、ヴッパータルくらいです。けっこうまんべんなくチームが点在しているので、なにげにドリッテでの戦いは厳しくなりそうです。

パダボーンの新しいスタジアムにも行けるといいな。