先週月曜日のKicker紙面ではブンデスリーガ2部がひとつのリーグになって30年が経過したことを記念する特集が組まれていました。
それまで北と南にわかれていたリーグが、ひとつのリーグとして20チームになったのは1981年のことです。
当時の20チームはこんな感じだったそうです。(太字は来季の所属リーグ)
ブンデスリーガ(シャルケ、ヘルタ、ハノーファー、フライブルク)
2部(1860ミュンヘン、アレマニア・アーヘン、グロイター・フュルト)
3部(キッカーズ・オッフェンバッハ、オスナブリュック)
レギオナルリーガ(シュツットガルト・キッカーズ、ヘッセン・カッセル、フォルトゥナ・ケルン、RWエッセン、ヴォルムス)
ノルトライン=ヴェストファーレンリーガ(ユルディンゲン)
ヴェストファーレンリーガ(ヴァッテンシャイド)
ランデスリーガ(フライブルガーFC、バイロイト)
* ヴォルドフ・マンハイム(おそらくレギオナルリーガ昇格)、ウニオン・ゾーリンゲン(現在はユースのみ)
シャルケがそのとき2部だったというのも面白いです。開幕戦はシャルケ対1860ミュンヘンだったそうで。
来季のツヴァイテ・リーガは以下の18チームになります。(Aが降格、Nが昇格チームです)
日本のスポーツ新聞が間違えないように監督名も書いてみました。(そういう私が間違っていたらゴメンねーw)
アイントラハト・フランクフルト (A) 監督:アルミン・フェー
FC ザンクト・パウリ (A) 監督:アンドレ・シューベルト
VfL ボーフム 監督:フリートヘルム・フンケル
SpVgg グロイター・フュルト 監督:ミハエル”マイク”・ビュスケンス
エルツゲビルゲ・アウエ 監督:リコ・シュミット
エネルギー・コットブス 監督:クラウス・ディッター・ヴォリッツ
フォルトゥナ・デュッセルドルフ 監督:ノーベルト・マイヤー
MSV デュースブルク 監督:ミラン・シャシッチ
1860 ミュンヘン 監督;ライナー・マウレル
アレマニア・アーヘン 監督:ペーター・ハイバラ(読み方に自信なし)
1. FC ウニオン・ベルリン 監督:ウーヴェ・ノイハウス
SC パダボーン 07 監督:ロジェ・シュミット
FSV フランクフルト 監督:ハンス・ユルゲン・ボイゼン
FC インゴルシュタット 04 監督:ベンノ・メールマン
カールスルーエ SC 監督:ライナー・シャリンゲア
アイントラハト・ブラウンシュヴァイク (N) 監督:トルステン・リーベアネヒト(読み方に自信なし)
ハンザ・ロストック (N) 監督:ハンス=ペーター・フォルマン
ディナモ・ドレスデン (N) 監督:ラルフ・ルース
2011/12シーズン、去年のヘルタのように力が飛び抜けているチームがないので、なかなか予想はしにくいのですが、個人的にはパウリにはちょっと期待しています。
何度かこのブログではふれていますが、パウリのシューベルト監督は昨シーズンまでパダボーンの監督で、私の見ている限りではなかなかいいチームを作ってくる監督だと思いました。戦力がうまくはまれば1年での一部復帰も不可能ではないかなと。
あとは、デュースブルク、フュルト、ボーフムあたりが昇格レースに絡んでくる(というかそうなってほしい)と予測。
アイントラハト・フランクフルトは監督が監督なだけに予測不能です(汗)。
あとはドリッテからの昇格ですが、実は3部の上位チームと2部の差ってそれほどないと思っているので、ロストックやブラウンシュヴァイクあたりがどこまでやれるかも見ものですね。
個人的にはパダボーンが上位争いに食い込んできてくれるとうれしいなあ。
ツヴァイテは7月15日より開幕します。
「ツヴァイテリーガの30年」への4件のフィードバック
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「日本のスポーツ新聞が間違えないように」って・・・w。
まあ日本のスポーツマスゴミは、事実関係すら平気で間違えているのを載っけるんでしょうがないですかね(苦笑)。
ツヴァイテでの個人的な注目チームは1860ミュンヘンです。
というか、いいかげん一部に上がってきてもいいんじゃないですかねー。
もうハリウッドはnein dankeですよ(ドイツ語間違ってたらすいません)!
そういえば、先月に中東のお金持ちが買収か?、なんてニュースを見た気がするんですがあれはどうなったんでしょう?
SGEに関しては自分も同感、というか来年もツヴァイテ残留なんじゃないかと見ています。
なんでフェ-って、あんなに人気あるんですかね?
SGEのフロントって、阪神と同レベルっていわれても仕方がないと思うんですが・・・。
確かに新シーズンのツヴァイテリーガはかなり戦力が拮抗している気がします。
もっとも、私は選手の移籍情報など見てみましたが、どこがよい補強をしているとか
さっぱりわかりません。名の知れた選手でもチームにフィットするかわかりませんから。
いずれにしても、混戦にはなるでしょうから、スタートダッシュに失敗したり、
主力に怪我人が出て穴が埋まらなかったりすると上位を予想されていたクラブが降格
なんてこともあるかもしれませんね。怖いです・・・。
>El Marinoさん、
ちょっと上から目線な書き方でしたね(笑)
実は先々週くらいだったか、ホッフェンハイムが李忠成を獲得しようとしているという記事が報知にでました。
というのも、TGSの監督が李を気にいっていて、来季のチーム編成のために彼をリストアップしたなんて記事だったのに、その監督はもうシーズンが終わると前に交代することが決定していたのです。
だからいなくなる監督が来季のチーム編成をするなんてのはおかしな話で、そんな間違いがあると、そもそも獲得なんて話は本当なの?って疑ってしまうじゃないですか。
ちょっとそれが頭に合ったので、えらそうな書き方になってしまいました。
スポーツ新聞には日本語のWikipediaではなく、せめてクラブの公式ページでチェックするくらいの癖はつけてほしいものです・・・。
1860ミュンヘンはどうかなー。
上がってきてほしいけど、ずっと低迷してますよね。
昨シーズンが終わる直前には破産状態でヤバかったのですが、なんとか回避したみたいです。いいスポンサーがつくといいんですが。
フェーはほんとに謎です。
ドイツの人達もなぜまだフェーを監督にしようというクラブがあるんだ?と不思議がっていました。
なぞの魅力があるのかしら・・・?
>reisさん、
ツヴァイテは毎年わからないけど、来シーズンは特にどこがでてくるかさっぱわかりません。
そんなわけで今年の印象からデュースブルク、フュルトあたり?って思ったんですが、どちらも選手がそれなりに抜けてるのでほとに予測不能です。
ボーフムもreisさんの手前ですが、順位がどうなるかイマイチよくわからないです。
ほんと、あとは怪我人が出ると一気に下位に低迷したりして怖いですよね。(まあ、それは昨季のBMGみたいに1部でも同じですが・・・)