2011/12 2.Liga 第15節:パダボーン対カールスルーエ

第15節、パダボーンは金曜当番。
2時からの試合はかなり眠かったのですが、がんばって起きててほんとによかったと思う試合でした。

前節終了した時点で対戦相手のカールスルーエは14位。すでに残留争いに巻き込まれているKSCは、この節の前に監督を交代しました。新しい監督は2008/09にマインツを指揮していたアンダーセン。
KSCの試合をあまり見てないのでアンダーセンになってからの違いについて明確にはいえないですが、前半を見た限りではアグレッシブにプレスをかけてボールを奪い、監督交代がいい方に作用しているように見えました。

あと、KSCには元シャルケのボグダン・ミュラーもいます。彼はこの日はほとんど目立たなかったな。
そして、フォワードはラフリッチ。



デュースブルクでプレーした後、大宮でもプレーしていましたね。
個人的には彼のプレーはけっこうよかったと思います。CBのストローディクがハイボールの競り合いでラフリッチに負ける場面などもあり、前線に彼が張っていることでかなり脅威を感じました。
24分、ロングボールからラフリッチがDFを背負って半回転し、丁寧にパスを出したところへイアシュヴィリがシュート。GKのクルーズがビッグセーブを見せ、パダボーンは危ないところを逃れました。

その直後の26分、メハのFKに飛び込んできたゴンターがヘディングでパダボーンが先制します。
うう、素晴らしいゴール。
ゴンターはCBですが、この日はFKに3回くらい良いタイミングで合わせていました。

それにしてもパダボーンのパス回しはほんとにうまいー。こんなにうまいチームだったっけ。

リードしていたのも38分まで。エリア内でパダボーンのベルテルスがハンドでボールをとめてしまい、KSCにPKを与えます。
これをイアシュヴィリが決めて同点。1-1で前半を終了します。

後半に入り、50分、シュートを処理しようと飛び込んだGKのクルーズがラフリッチを倒すような形になり、KSCに二つ目のPKが与えられます。
はっきりいってミスジャッジ。クルーズにとっては不可抗力のプレーでした。
このプレゼントPKをイアシュヴィリがポストに当ててはずし、パダボーンとしては命拾いをしました。
(ふふふ、はずせー!という祈りが届いたんだわ)

後半になると、KSCは前半のアグレッシブなプレスがややラフなファールとなり、パダボーンにFKの機会が増えます。
ただKSCも最後まで鋭いカウンターで攻めを見せ、パダボーンにとってはかなり怖い展開が続きました。
このまま終わるのかなと思われた88分、ヴェマーのクロスにプロシュヴィッツがヘディングで合わせ、パダボーンがゴール!これも完璧なヘディングで、深夜なのにひとりで大騒ぎ。

このまま2-1で試合が終わり、熱戦をパダボーンが制しました。
うわー、なんなの、これで11試合負けなし。うわー、うわー、なんかすごくない?

 

2. Bundesliga, 2011/12, 15. Spieltag
SC Paderborn 07 – Karlsruher SC – 2:1 (1:1)

【Torschützen】
1:0 Gonther (26., Kopfball, Meha)
1:1 Iashvili (39., Handelfmeter, Linksschuss)
2:1 Proschwitz (88., Kopfball, Wemmer)

【SC Paderborn 07】
L. Kruse – Wemmer, Gonther, Strohdiek, Bertels – Mohr, Alushi – Meha (68. Kara), Brückner (79. Guié-Mien) – Brandy (78. Taylor), Proschwitz

【Karlsruher SC】
Robles – Schiek, Aquaro, Hoheneder, Kempe – Staffeldt, S.Haas – Bo. Müller (70. Terrazzino), Iashvili (83. P. Groß), Krebs – Lavric

 
試合後のシュミット監督インタビュー。嬉しそうー。



この試合が終わった時点でパダボーンは3位まで浮上したのですが、他の上位チーム(デュッセルドルフ、フランクフルト、パウリ、フュルト)がそれぞれ星を落とさなかったので、再び5位に戻りました。それでもぴたりと離されないようにつけているので、まだまだチャンスは大いにあります。
わーい、もうしばらく夢を見させてくれー。