2011/12 2.Liga 第20節:パダボーン対ウニオン・ベルリン

先週の金曜日は仮眠して、2時からのパダボーン対ウニオン・ベルリンの試合に備えました。
試合後の結果は暫定2位!

日曜日にアイントラハト・フランクフルトが勝ってしまったので、今節が終わった時点で勝ち点はフランクフルトに並んでいますが、得失点差で3位です。
でもまあ嬉しかったので、暫定2位のときのスクリーンショットを載せてみる(笑)



ウインターブレイク明けの試合、パダボーンはウニオン・ベルリンをホームに迎えます。今季、パダボーンはリーグで2敗していますがそのうちの1敗がこのウニオン・ベルリンです。

スタジアム、ところどころ芝が白くなっているのは雪、それとも霜?
気温はだいたいマイナス9度くらい。
しかし、こんな寒さの中でもブランディは半袖でした。この人たちってどういう体感温度をしているの(汗)
中盤にキャプテンのクレシェが怪我から戻ってきました。おお、クレシェを見るのも久しぶりだわ、うれしいなー。

主審はロビー・ケンプターです。
彼の主審の試合は今シーズン初めて見たかも。前よりうまくなっているかなーと思ったら、この日はなかなかなクソ審判ぶりでした。
どうしちゃったの、ロビー。



前半はゲストのウニオンがアグレッシブに攻撃を仕掛けてきます。
ゴール前でショートパスをつないで揺さぶり、崩しにかかる攻撃はけっこう効果的。パダボーンは左のベルテルスのサイドからかなり攻め込まれていました。
ところが7分、スローインからボールを受けたプロシュヴィッツがカールに倒され、PKの判定。
むむむ、パダボーンを応援している私にとってはありがたいけど、PKというにはあまりに微妙な、そしてエリア内だった?という判定。
ウニオンさん、ごめんなさい。
プロシュヴィッツがきっちりと決めて、どちらかというと押されていたパダボーンが先制します。

12分頃、モハーが倒されて治療を受けます。倒れた方のモハーがカードをもらい、ウニオンのFK。30メートルの距離からマトゥーシュカが直接決めてウニオン・ベルリンが追いつきます。
うーん、クルーズ手が届いたかなあ。カーブが掛かってぎりぎりで落ちてくるようなボールだったので無理だったかなあと思いますが。

モハーはいったんは戻ったのですが、プレーの続行ができずヴェマーに交替します。
ウニオンの攻撃は本当に素晴らしく、ワンツーやショートパスを多用して揺さぶってきますが、パダボーンがさすがだなと思うのは、ラストパスのところでは必ずディフェンスがついていて良いボールを許さないということです。替わって入ったヴェマーとCBのゴンターがよくがんばっていました。

前半最後のところでブリュックナーがエリア内でハンドでボールをとめた場面があったのですが、これも見落としたんですよね、ロビー。
明らかに故意に手を使っているので、PKの上、レッドカードで退場だと思うのですが。パダボーン側からすると本当にラッキーでした。

後半に入り、50分、クレシェのシュートがサイドポストに当たって跳ね返ったところをブリュックナーが決めてパダボーンが勝ち越します。
やったー!ほとんどクレシェのゴールだよね、うんうん。キャプテン、かっこいい。
60分にウニオンのマドウニがメハを倒してFKを得ます。(これもジャッジが怪しかったんだよね。ウニオンの選手は当たってないと思うんだけどな)
このFKをメハが直接決めて、パダボーン3点目。素晴らしいボールでした。
メハも今シーズンSCPに加入した選手なんですが、とても良い選手なんですよね。アルバニア人でSCPの前はトリアーでプレーしていました。まだ25歳と若いです。このクラブの選手・発掘力はほんとすごいと思います。

3-1で勝負あったかと思ったら、直後にゴンターがファールに行って、怪我までしてしまいます。
うう、モハーとゴンター、CB二人が怪我で交替だなんて。
替わりに入ってきたのは先日ビーレフェルトから移籍してきたデメ君。いきなりデビューですか。
で、この交替でバタバタしている間に、ウニオンのシルヴィオに決められて3-2と追いつかれます。ひー、何やってるんだよう。

この日、ウニオンで一番コワかったのはゴールも決めているマトゥーシュカ。78分にもシュートを打たれますが、GKのクルーズの好セーブでなんとか防ぎます。
どうしよう、怖いよおと思っていたら、そのマトゥーシュカがファールでイエロー。
カードが出た瞬間、私ですら、あ、2枚目で退場だと思ったのですが、ロビーは1枚出したことをどうやら忘れていたようです。もしかしたら副審に言われたのかもしれないけど、少しして気がついたらしく赤を提示。マトゥーシュカは退場。
この間、Skyのコメンテーターも、え、え、2枚目だよね?と大騒ぎしてました。(ちなみにロビーはKickerの採点では5.5です。妥当)

結局、このまま3-2でパダボーンが逃げ切り、これで4節にフュルトに負けた後、ずっと負けなしの記録を16試合に伸ばしました。
パダボーン、すごすぎるよー。



次節は、前半戦で負けているフュルトとの対戦です。
困ったことにCBのモハーとゴンターがそれぞれ怪我で離脱、さらにキャプテンのクレシェも1試合に出ただけでやはり怪我をしてしまったようで、メンバーがかなり心細い状態になっています。
ここは新しく入ってきたデメ君やルップにもがんばってもらうしかないですね。シュミット監督の手腕にも期待したいです。

 

2. Bundesliga, 2011/12, 20. Spieltag
SC Paderborn 07 – 1. FC Union Berlin 3:2 (1:1)

【Torschützen】
1:0 Proschwitz (7., Foulelfmeter, Rechtsschuss, Proschwitz)
1:1 Mattuschka (14., Rechtsschuss)
2:1 Brückner (50., Rechtsschuss)
3:1 Meha (62., Rechtsschuss)
3:2 Silvio (69., Rechtsschuss, Ede)

【SC Paderborn 07】
L. Kruse – Strohdiek, Mohr (26. Wemmer), Gonther (68. Demme), Bertels – Krösche (79. Rupp), Alushi – Meha, Brückner – Brandy, Proschwitz

【1. FC Union Berlin】
Glinker – Pfertzel (90. Mosquera), Menz, Madouni (67. Stuff), Kohlmann – Karl – Quiring (67. Belaid), Ede – Mattuschka – Silvio, Terodde

【Gelb-Rote Karten】
Union: Mattuschka (78.)

 

2011/12 2.Liga 第20節:パダボーン対ウニオン・ベルリン」への2件のフィードバック

  1. もう忘れかけていましたがパダボーンはポカールもフュルトに負けていたのでしたね。
    次の試合は最初の関門でしょうか。
    そういえば、私はシーズン開始前にかめさんのブログに今シーズンのパダボーンは
    戦力的に厳しいとかコメント入れたと思いますが、まさかここまで強いとは・・・。
    本当に恐れ入りました。
    でも、選手層が薄いことは紛れもない事実なので怪我人は痛いですね。
    個人的にはルップに頑張ってほしいですが。

  2. >reisさん、
    そうなんです、意外とフュルトは鬼門なんですよね・・・。
    でも次はなんとしても勝たないと!
     
    >戦力的に厳しいと
    いや、でも私もそう思っていました。監督の力量もわからなかったですし。
    それがこんなに新戦力が当たるとは。
    嬉しい驚きです。
    ほんとに今シーズンのパダボーンの快進撃が心支えです。
     
    ルップはBMGでも試合は出ていたんですよね?
    120%くらい力を出して、怪我人続出のパダボーンを引っ張ってほしいです。

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