2012/13 CL 第5節:アーセナル対シャルケ

【ドイツ・ロンドン観戦旅行記2012 vol.9】

ほそぼそと続けている旅行記もやっとエミレーツでの試合までたどり着きました。(ひとつ前のエントリー『アイリッシュパブでシャルカーの集会』

対戦相手がイングランドのチームというのは、前にチェルシーとシャルケがCLで対戦した時に経験していたのですが、その時に比べるとアーセナルの警備のゆるさにはちょっと驚きました。スタンフォードブリッジはかなりチェックも厳しかったのですが、エミレーツはボディチェックもゆるゆるでした。

一応チケットは全席指定ですが、中に入ってチケットを見せながら場所を聞くと、好きなところへ座れと言われました。適当だな、エミレーツ。

後ろの壁が表面がザラっとしたコンクリートで、ガムテープでフラッグがつかなかったために電気の笠にフラッグを吊ろうとしていた猛者w
さすがにこの時ばかりはスチュワートが飛んできて注意されていましたが。
このエリアはイングランド在住のシャルケサポ(このフラッグを吊っている人もそう)が多くて、試合前からアーセナルをdisる歌を歌っていました。なんだかプレミアの雰囲気で楽しかったです。
あとエミレーツで試合前にかかるロンドン・コーリングはめちゃめちゃかっこよかったです。あれは対戦相手でも気分が上がりますね。

あまり動画も撮れなかったのですがちょっとだけ。この曲けっこう好き。
『Ohooo! International, Schalke International, die Eurofighter sind wieder da!』

フンテラールが交替したところ。
このアッティラ王とフン族を連想させる(すみません、名前だけで勝手に連想しています)コールも好きなのよね。

試合は、個人的にCLアウェイ・ゲーム3度目の挑戦にして初めての勝利!!!
点が入るまではとにかくずっとドキドキしながら緊張していましたが、フンテラールのゴールの時は、こんな素晴らしい瞬間が世の中にあるんだろうかというくらいに心が震えました。
でも、あ、これからゴールが来る!というのがわかる瞬間は、ゴールシーンそのものよりざわっとします。周りが一斉にゴールの予感に息をのむ瞬間って何にも代えがたい気がします。

アフェライのゴールも本当に素晴らしかった。サポと選手が喜びを共に分かち合える瞬間でした。
エミレーツはすごく見やすくて、大きなスタジアムではあるけど、ピッチが近くて特に一体感を共有し易かったです。

試合後は看板を乗り越えてサポのすぐ近くまで挨拶に来てくれた選手たち。

気が付かなかったけど、カソルラとユニフォームを交換したこれはアフェライ?

試合終了後は特に制限もなくすぐにスタジアムから出させてもらえました。スタンフォードブリッジでは小一時間くらい待たされたとのことですが、サポの気質の違いなのかなあ、とにかく警備はゆるかったです。
アーセナル駅は入場制限をしていたので、隣のフィンスバリー・パーク駅までかなりの人がだらだらと歩いていました。ガナサポもシャルケサポもごちゃごちゃといたけど、なんだか妙にのどかな雰囲気でした・・・。