2014年3月の記録:初めてのマドリード

唐突に3月の旅行記の続きです。(前回は「2014年3月の記録:ミュンスター」

【ドイツ・スペイン観戦旅行記2014 vol.3】

翌日にはフランクフルトからスペインのマドリードへ。13時過ぎに発って15時半に着く便です。試合は火曜日の夜なので、日曜から三日間滞在します。
バルセロナには行ったことがありますが、マドリードへ行くのは初めて。しかもバルセロナは友達が住んでいたので、あまり考える事もなくすごく気楽だったのですが、マドリードはスリ・ひったくりなど、事前の現地犯罪情報で頭がいっぱい。実はめちゃめちゃ怖がりなので、行く前から心臓がドキドキしておりました。

予約しているホテルはプエルタ・デル・ソルの近く。ほとんど土地勘がないのでわかりやすいところと思って予約したのですが、なんと偶然にもしょーちゃんご家族と一緒のホテルでびっくり。
翌日夜には日本からの友達も合流する予定でした。

荷物を置いてホッとしたらさっそく街歩き。
3月なので少し寒いくらいかなと予想していた気候はまるで初夏のようで、持ってきた洋服では暑すぎたので半袖の服を求めてウロウロ。
こちらはイギリスのブランド「Superdry」(極度乾燥しなさい)のお店。質はいいのですがけっこう高く、さらに謎の日本語は海外以外で着るには勇気がいるので却下。



結局H&Mで適当に買い物をしてホテルに戻りました。ありがとう、H&M(どこへ行っても安くて便利だ)

翌日は朝からプラド美術館へ。とにかくここへ行ってみるのが長年の夢でした。サッカーの試合がなかったらなかなか単独では訪れにくいので、シャルケがCLで対戦できてある意味ラッキーでした。



館内はとにかく広くて圧倒されます。そして迷路。一番見たかったゴヤの黒い絵の時代が見たかったのですが、フロアマップをいくらみてもなかなかそこにたどり着く事ができず本当に疲れました。
半日使っても全てをじっくり見て回るのは不可能で、その前に歩き疲れてしまいましたが、とにかく来る価値のある素晴らしい美術館でした。

プラド美術館から道を渡ったところにはティッセン=ボルネミッサ美術館。ティッセンといえばドイツのエッセンにある有名な鉄鋼会社。ドイツのエレベーターを見てもよくティッセン・クルップの名前が書いてあります。



ちょうどセザンヌ展をやっていて、これと常設展を見て回るとさらにぐったり。
美術館を出たのが15時くらいだったと思いますが、ホテルに帰ろうか悩みました。しかし、ここまで来たらもう一つだけと気力を振り絞り、次はソフィア王妃芸術センターへ。



ピカソのゲルニカだけ見られればいいかなーと思っていたのですが、コンテンポラリーな展示品が意外と面白く(そして迷路)、またしてもとんでもなく歩くはめに。
教訓:1日で美術館三つも見て回るのはやめましょう(汗)

ホテルに戻ってきたときはとにかく疲れきっていて、シャルケの前日練習があるのは知っていたのですが、もう出歩く体力が残っていませんでした。