ツヴァイテは7月15日より2011/12シーズンが始まっています。
パダボーンの初戦は今季ドリッテから昇格してきたロストック。いきなり彼らのホームでの試合とは苦戦しそうだなあと心配したのですが、結果は2-1でパダボーンが勝利。素晴らしいシーズンスタートを切りました。
練習試合でも得点を重ねていたテイラーがスタメンで来るかと思っていたのですが、トップにプロシュヴィッツ、右にブリュックナー、左はメハ。
ロストックには前線へのロングボール1本でシュートまで持ち込まれるなど、序盤からチャンスを作られます。
19分には右からクロスを入れられ、2人目の位置から飛び込んできたゼムナーにきれいにゴールを決められます。
一瞬、今日のロストックのホームでの勢いには勝てないかもと思ったのですが、2分後には右サイドでヴェマーが粘って反対側サイドへ出したパスを、ブリュックナーが遠目からシュート。これが相手DFに当たってゴールネットを揺らし、パダボーンがすぐに追いつきました。
途中でスタンドが映ると、今季からパウリの監督に就任したシューベルトの姿も見えました。
やっぱり古巣が気になるのか、それとも視察か。
パダボーンのホームではなかったのに、わざわざロストックまで見に来たんですね。ここは応援ありがとう!と言っておこう。
後半にはロストックがあわやPKか?というシーンもあったのですが、運よく審判はPKをとらず。
逆に81分にギエ=ミエンのパスを受けたプロシュヴィッツが鋭いシュートを決めて、パダボーンが勝ち越します。GK、一歩も動けず。
プロシュヴィッツはずっとトップの位置で、一試合を通してサイドから彼にボールを当てていこうという狙いは見て取れたのですが、この試合に関してはそれが効果的に機能していた・・・とは言えないように感じました。それでもチャンスにきっちりゴールを決めるところは、おっ、これは去年までいたFWのカプラーニとはだいぶ違うぞ、と嬉しい驚きでした。
Hansa Rostock – SC Paderborn 07 – 1:2 (1:1)
【Torschützen】
1:0 Semmer (19., Rechtsschuss, Jänicke)
1:1 Brückner (21., Linksschuss, Wemmer)
1:2 Proschwitz (81., Rechtsschuss, Guié-Mien)
【Hansa Rostock】
K. Müller (3,5) – Schyrba (4), Wiemann (4), Kostal (4,5), Pelzer (3,5) (64. Ziegenbein) – R. Müller (4) (84. Weilandt) – Jänicke (4), Mintal (4), Perthel (4) – Schied (5) (64. Lartey), Semmer (3,5)
【SC Paderborn 07】
L. Kruse (3,5) – Wemmer (3,5), Mohr (3), Gonther (3), Wissing (3,5) (63. Bertels) – Alushi (3), Krösche (3) – Brückner (2,5), Kara (3) (68. Taylor), Meha (3,5) (68. Guié-Mien) – Proschwitz (3)
第2節はホームでフォルトゥナ・デュッセルドルフとの試合が行われ、1-1で引き分けました。
この試合はreisさんがレポートされています。私はツール・ド・フランスと重なったので、ストリーミングは流していたけどほとんど見てなかった気がする(汗)。
- 『2. ブンデスリーガ 2011/12 第2節 パダボーン vs. デュッセルドルフ』 at 怠け者の備忘録(フスバル編)
パダボーンは開幕戦もいい試合をしたようですね。
新加入FWも昨シーズンのFWと違ってしっかり結果を出してますし、
これはかなり期待できるのでは?
ブリュックナーのゴールはぜひ見たかったです。
なんだか、いつもドリブルで期待させられシュートでがっかりさせられる
ことが多い印象を持っているので。
今シーズンは何度もシュートを決めてくれると期待してます。
>reisさん、
はい、アウェイで難しい試合でしたが、相手に流されることなくちゃんと一試合プレーできていたようです。
FWがとにかくいいですね。ちゃんと点を取る。
あと、ポカールを見ると、FWだけじゃなく、どこからも点がとれるところもまたいい感じです。
ブリュックナーはポカールでもいいアシストをしていましたし、少し幅の広いところを見せてくれているようです。
ほんとに今年はすごく楽しみー。