サッカー中継はしごの一日

来週、テストがあるので週末はこもってドイツ語のお勉強中です。・・・あー、それなのに、なんでこんなにサッカー中継が目白押しなんだよおー。(そして誘惑に負けるワタクシ)

ドリッテ(3部)リーガ、始まりました。
開幕は金曜日で、RWエアフルト対ディナモ・ドレスデンはアウェイのドレスデンが1-0で勝利。ドリッテ最初のゴールをあげたのはHalil Savranという選手。

シーズン前にシャルケに3-0で勝利したヴッパーターラーSVは、アウェイで1-0と負けております。

全試合ハイライトだけですが、見ていてチームとしてよくまとまっているなあと思ったのがSpVggウンターハヒンク。ブレーメンIIに対して3-0と圧勝しています。
リーグ全体で各チームのレベルの差はかなりありそうな感じでした。

菊地の所属するカール・ツァイス・イエナは、レーゲンスブルク相手に2-2の引き分けでした。菊地はボランチの位置で、新聞記事的に言うと『2点目の起点に』なったという感じでしょうか。菊地がハイボールを相手DFと競って落したところから、Amiranteがつなぎ、最後はHabsenのゴール。
イエナのGKはSCパダボーンのサブだったカルステン・ヌレでした。

ドリッテ・ハイライトと並行してハンブルガーSV対マンチェスター・シティを途中まで。

なにげにHSV、好きな選手(と監督)がいるんですよねえ。
ヨルとオリッチとトロと、シティではハマンとチョルルカを愛でるぜ・・・というつもりで見ていたら、HSVに今年加入した21番のPitroipa(ピトロイパ?)という選手にちょっとはまりそうになりました。フライブルクから移籍してきたブルキナファッソの選手だそうです。
彼は先制点をきめたのですが、シティのDFがうっかりボールをスルーしたのをかっさらってからのゴールでした。
その後も、ラフィFKから、ファーでフリーになっていたピトロイパが、ダイレクトでシュートなど、ポジション取りもうまいです。足は早いし、トラップもめちゃくちゃうまいし、パスのセンスも悪くないしってんで、ピトロイパは今期、私の注目選手になりそう。

あー、それにしてもヨル・・・。やっぱり好きだー。でも、シャツをだすのか、しまうのかどっちかにしてください(笑)
前半分でていて、後ろはしまわれているってどういう格好ですか。ま、そういうのも含めて好きなんだけど。

その後は、ケルン対バイエルンに移動。
最初のうち、雷の影響なのか、画像が乱れて映らなかったのですが、途中から回復。
新体制になってからのケルンを見るのは初めてなのですが、まあたぶん守備はなんとかなりそうだけど、攻撃面は予想通り心配です。
もともと、モンドラゴン、ウミト・オザト、モハメッド、ミトレスキと守備は堅く、バイエルンのように強い相手には、守ってカウンター一閃というチームだと思うので、そこは引き継がれるでしょうけど、なにぶんにもヘルメスくんがいなくなったのが痛い。
ヘルメスくん、スタンドに観戦に来てましたね。

Expressの記事にもありましたが、ノヴァコヴィッチがヘルメスくんを探しているシーン、私も、あー、パスの受け手を探している・・・と思いました。イシアクがフィットすれば、いいパートナーになるとは思うんですけど。
まあ、落ちないようにがんばれ・・・。

そういえば、『Komm Nach Hause, Poldi』という横断幕がゴール裏にかかってましたね。

うーんと、ケルンに住み始めてまだ4か月くらいなので、なんとも言えないですけど、ポドルスキってケルンという街そのものという性格をしている気がします。
ケルンっ子は悪ふざけといたずらとお祭りが大好きというのが私の印象。
ミュンヘンはどんな街なのか、旅行だけではわかりませんが、ポルディがケルンを恋しく思う気持ちはなんとなくわかるな。こんな短い間しか住んでなくても、旅から帰ってきて大聖堂を見るとほっとするので・・・。

ま、それとサッカーをどのレベルでやるかというのはまた別問題ですが。

最後はU-19・ドイツ代表対イタリア代表の決勝を後半から。(でも疲れてあんまり真剣に見てなかった。ごめん)
そして、U19ドイツ代表、ヨーロッパ選手権優勝おめでとう。なんと16年ぶりのタイトル奪還だそうですね。
ちゃんと試合を見たのは初戦のスペイン戦だけなので、選手のあれこれは省略。
その試合で言うと、クロスをあげないでわりと中央突破をはかろうとしているところなど、ドイツの若い世代はなにげに面白いなと思ったというメモが。
あと、マンチェスター・ユナイテッド所属のGK、ロベルト・ツィーラーも順調に育っているようでなにより。

シャルケIIやU-19で試合に出ているラッツァくんも、中盤の底でよくDFラインをカバーしてがんばっておりました。ときどき、うまい上がりをみせてミドルシュートを打ったりしていました。

はあ、しかし疲れた。
明日はフォルトゥナ・デュッセルドルフ対SCパダボーンがあります。一日中雨なので観戦に行くかどうかは微妙・・・。
でも、がんばれ、パダボーン。

 

サッカー中継はしごの一日」への3件のフィードバック

  1. ドイツ3部リーグをレポートする方は非常に珍しいと思われます(笑。
    どこの国でもそうでしょうが、3部あたりになると上下のレベル差はそうとう
    あるでしょう。勝点一桁で降格したり、財務上の問題で強制降格して
    きた本来1-2部中位以上がいたり。
    元代表の大ベテランがいるかと思えば昇り調子の若手が混在している
    のも面白みがあるかもしれません。
    外国のどっかの評論家(名前失念)が言っていた「世の中で一番面白い
    のは3部リーグだ(サッカーに限らず)」というのを思い出します。

  2. 私、いろいろな意味でケルンは気になるクラブなんです。
    ヘルメスが抜けたのは本当に大きいですね。
    代わりがイシアクですか。微妙ですね。

  3. >くらげさん、
    特にドイツ3部は今年新設されたので、2部から落ちてきたチームが4つ、南北地域リーグから3位以下の上位8チーム(2位までは2部に昇格)ずつでリーグを作っているので、通常以上にばらつきがあると思うんですよね。南北も統一しちゃったし。

    ドイツの下部はまだそんなに見てないですけど、選手の流動が大きくて、去年このチームにいたのに、次はライバルチームか、なんてことも。
    別のチームに動いた監督に引き抜かれるというのもあるし、ほんといろんな意味で動きの大きなリーグですよね。
    金銭的にバックボーンのないチームを応援しているとつらいことも多々ありそうですが、地元出身の選手がでてきたりとか、下部には下部の面白さがありますね!

    >reisさん
    >いろんな意味で
    なんだろ。その理由も気になります(笑)

    >ヘルメスが抜けたのは本当に大きい
    ほんとにかなり苦しいです。
    イシアク、微妙ですかね、やっぱり。
    まさかと思うけど、ほんとにポルディをあてにしていたのかと心配になります。
    個人的にはよく今年もダウムが引き受けたなと・・・。
    得点力不足をどう改善していくのか、ケルンに関しては心配ごとがたくさんあります。

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