2014年3月の記録:パーダーボルン対ディナモ・ドレスデン

【ドイツ・スペイン観戦旅行記2014 vol.1】

今年の3月にドイツとスペインに観戦旅行に行ってからすでに半年以上がたってしまいました。今更感があるのですが、やはり自分の記録のために残しておきたいので、他のエントリーと並行してぽつぽつ始めたいと思います。
3月の旅程はこんな感じでした。あいかわらず一つのところにいないで、試合を求めて転々としてしまいます。

フランクフルト空港 → パダボーン → ミュンスター → マドリード → ケルン → ベルリン → ゲルゼンキルヒェン → フランクフルト空港

今回は初めて羽田から出発する深夜便を利用しました。かなり前から予約をしていたのですが、出発をする1週間くらい前になって何となく日程を確認していたら、金曜日の仕事が終わってその夜1時過ぎに発つ飛行機を予約したつもりが、金曜日の早朝、つまり木曜日の仕事が終わった夜の1時ということに気がつきました。もう大パニック。
虫が知らせたとしかいいようがないのですが、事前に予約を間違えていることに気がつかなければ、金曜日に仕事が終わって羽田に行き、自分の乗る飛行機は前日に発っていたというオバカなことをやりかねなかったという(汗)
会社には土下座して(してない)1日多く休みをもらいました。スマンカッタ。
そんな感じで波乱含みの旅行幕開け。

深夜便なので眠れなかったらどうしようと心配していたのですが、以前に処方してもらった睡眠導入剤を服用するとそのまま8時間くらい意識を失っていました。
ドイツに着いたのは朝の6時くらいでしたが眠気も全くなく、こんなに快適なら次回も深夜便を使おうと決意。

実はうっかり一日早く着く日程になったおかげで、金曜日夜に予定されていた試合も観戦できることになりました。(計画通り?いいえ違います…)
金曜開催でアウクスブルク対シャルケ、SCパダボーン対ディナモ・ドレスデンがあったので、どちらにするかずいぶん迷いましたが、やはり見る機会の少ないドレスデンも見てみたいのでパダボーンへ向かうことに。
一度ケルンに立ち寄って朝ごはんを食べ、さらにICEでパダボーンまで。

チケットは買ってなかったのですが、スタジアムの窓口に行くとあっさり当日券が買えました。この時は25節で、パダボーン3位、相手もけっこう動員するドレスデンだったのですが、まあパダボーンならこんなもんです。(さすがに一部に上がった今はムリですが)

早く行ったのは新しくできたオフィシャルストアに行ってみたかったからなのですが、すっかり忘れてスタジアムへ入ってしまい、結局18時半のキックオフまでだらだらと練習を見ていることに。

右はフュルトに移籍してしまったヴルツ。この時の試合で彼を直接見るまでそこまで良い選手だとは思ってなかったのですが、前線から献身的にプレスをするし、ファーストタッチもうまいし、スピードも早いし、ポジショニングも気が利いているしで、すっかりファンになりました。

左からハインロート、ツィークラー、ストローディク。
この頃にはまさかシーズン終了時にパダボーンが昇格するとは思ってみませんでした。昇格した今シーズンもほとんどの選手が残っていますが、この3人も主力として活躍しています。

 

2. Bundesliga, 2013/14, 25. Spieltag
SC Paderborn 07 – Dynamo Dresden : 2-1 (2-0)

Torschützen
1:0 Bakalorz (38., Rechtsschuss)
2:0 Wurtz (44., Rechtsschuss, Hünemeier)
2:1 Dedic (55., Handelfmeter, Rechtsschuss)

SC Paderborn 07
L. Kruse (3) – Heinloth (3,5), Strohdiek (3), Hünemeier(3,5), Bertels (3) – Bakalorz (2,5), Vrancic (3) – Kachunga (4,5), Brückner (3)(77. Hartherz) – Saglik (4,5)(86. Ziegler), Wurtz (4) (71. ten Voorde)

Dynamo Dresden
Scholz (3) – Menz (4)(78. Mar. Hartmann), Leistner (3,5), Bregerie (4), Schuppan (3,5) – Losilla (5) – Ouali (4), Fiel (5)(46. Dedic (4)), Kempe (4)(82. Trojan), Grifo (4) – Poté (5)

試合は38分にバカロルツの素晴らしいミドルシュート(行って来いミドルとも言う)でパダボーンが先制します。
さらに前半終了間際にはヴルツのダイレクトボレーでの見事なゴールで2-0に。
この二つのゴールを見ただけでもわざわざパダボーンまで来た甲斐があったなあと思いました。

この試合に行く前、ディナモ・ドレスデンサポが暴れたらどうしようとやたらと心配をしていたのでしたが、びっくりするくらいおとなしくてむしろ拍子抜けしました。
ただもちろん応援は迫力がありました。

試合終了後はさすがに疲れてホテルに戻ってぐったりしてしまいました。