Bisher bei Babylon Berlin…
(写真のKaDeWeは戦後に再建されたものです) 昨年末、BS12で「バビロン・ベルリン」シーズン3の放送があり、それに合わせてシーズン1、2も再放送されました。以前の放送は見逃がしてしまったので、今回やっとシーズン1から3を通しで視聴。噂通りの素晴らしいドラマでした。
(新・蒼の洞窟 - S04 Boys - 改め)
(写真のKaDeWeは戦後に再建されたものです) 昨年末、BS12で「バビロン・ベルリン」シーズン3の放送があり、それに合わせてシーズン1、2も再放送されました。以前の放送は見逃がしてしまったので、今回やっとシーズン1から3を通しで視聴。噂通りの素晴らしいドラマでした。
フィリップ・ヴィンクラーの『フーリガン』(原題 Hool)は、タイトルからして暴力的なサッカーファンの話と片付けられそうだが、それだけにとどまらない素晴らしい小説だと思う。 実際のところ文学作品としての評価も高く、ドイツヴェレは『フーリガン』を歴代ドイツ必読小説100にも選出している。
1976年2月。シャルケとのダービーを週末に控え、ボーフムの監督ハインツ・ヘーへアが、凍えそうな寒さの中、夜ごとスタジアムのペナルティエリアへ水をまくところから『Matchdays』(原題 : Spieltage)は始まります。
デイヴィッド・ピースのPatient Xの翻訳が出版されて喜ばしい限り。日本を題材にした彼の小説はほぼ翻訳されている一方、Red or DeadやDamned Unitedのようなサッカーを題材にしたものは、全く邦訳される気配もありません。
大学の時、カート・ヴォネガットを卒論で書きたいと言い張り、担当教授に僕は指導できないと反対されました。当時のヴォネガット(ジュニア)はまだ今ほど評価が定まらず、SFの人という捉えられ方をしていました。強引に押しきって書いた論文は、見るも無惨な内容でしたが、それでも人生の一時期に、真面目に作家と向き合う時間を持てたことは幸せだったと、ふと思い返したりします。
ハノーファーのGKであり、ドイツ代表でもあったロベルト・エンケが自ら命を絶って5年がたちました。 エンケの本『A Life Too Short』は、すでにかなり前に読み終わっていたのですが、思い出すとやりきれない気持ちになってしまうので、なかなか触れることができずにいました。一つのノンフィクションとしても非常に完成度の高い本ですが、結局は誰もが知っている最後の結末は変えることが出来ないため、読んで […]
3月14日から19日まで、第10回国際フットボール映画祭(公式サイト)がベルリンで開催されていました。 オープニングセレモニーではフィンランドのヤリ・リトマネンがゲストとして招かれ、開催中にも様々な豪華なゲストが登場しました。 土曜日にはシャルケのティモ・ヒルデブラントと彼の代理人ヨルグ・ネプルングが登場。 その日、映画祭で上映された『Spielerberater』というドキュメンタリーは、このふ […]
少し前のニュースですが、1月30日、スタジアム内のTausend-Freunde-Mauerに、第二次世界大戦で犠牲になったユダヤ人クラブメンバーのための記念パネルが設置されました。 映像の中でも触れていますが、ゲルゼンキルヒェンで肉屋を営んでいたレオ・ザウアー、ユースの選手だったエルンスト・アレキザンダー、またクラブの役員だったパウル・アイヒェングリュンなどの名前があります。 映像ではまた、アイ […]
前エントリー『Moritz Volz : ロンドンの男(生活編)』の続きです。 ザンクト・パウリでプレーしているモリッツ・フォルツの本『Unser Mann in London』から、サッカーに関することを中心にまとめてみました。 Unser Mann in London at Amazon.co.jp アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督になったのは1996年。 フォルツがアーセナルに移籍したの […]
現在、ザンクト・パウリでプレーしているモリッツ・フォルツはシャルケユース出身で、彼が16歳の時、アーセナルへ移籍しました。 1999年のことで、ドイツでは子供がサッカーで大金を稼ぐなんてと社会問題にまで発展するほどのニュースだったようです。 そのフォルツがこのたび本を出しました。 Unser Mann in London at Amazon.co.jp タイトルを直訳するとロンドンにいる我らの男、 […]